abandoned cat ^._.^ (ページ4)

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EPISODE3. ページ4

「…もしもし。」

元「もしもし？また猫が居たなんて言うんじゃ無いだろうな笑」

「いやそれがさ…」

信じて貰えないと分かって今までの事を全部言ってみた。

元「寝ぼけてんの？」

案の定信じてもらえなかった。

「ほんとなんだって。湧この後授業無いでしょ？うち来てよ。」

元「うん、お前の頭が心配だから行くわ。」

「うん、来て。」

そう言って電話を切った。

そ「わくさんなんて？」

「寝ぼけてんの？って」

そ「まぁそうなるよね」

「そうだよね」

そ「てか俺まだあなたの名前聞いてない」

「あ、ごめんごめん、申し遅れました、中野Aです。」

そ「なんて呼んだらいい？」

「なんでもいいよ～」

そ「じゃあAね。」
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「あ、湧かな？」

ｶﾞﾁｬ

「いらっしゃい」

元「お邪魔します。で、どういう事？」

「だから電話で伝えたまんまなんだって。あの子が猫のそうた君。」

元「いや猫要素1ミリも…猫耳としっぽがついてる。」

「そうなんだよ」

元「こんなの取れるんじゃないの？」

そ「痛っ」

元「いやまじじゃんごめん。」

「って事なんだけどどうしよ～」

元「まぁ同棲するくらいの感覚で良いんじゃん？そうた君が外出る時は耳としっぽ隠した方が良いかもだけど。」

「あ～」

元「じゃ、俺この後バイトあるから。」

「えっ帰っちゃうの？」

元「当たり前だろ。笑そうた君Aの事よろしくね？」

「いや普通逆だから！」

こうしてそうたとの生活が始まった。