嫌われ者になってしまった (ページ13)

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『！？』

いきなりなんだこいつ

「お前本当にクソだ！！！！俺が思ってたよりもずっと！！！」

本当に何を言ってるんだコイツは

…ねえ皆さん？今の監督生の顔気になりません？僕が説明してあげます

まあ一言で言うならヤベェ顔してます

なんだろ、あの口がね、猫みたいな感じになってて歯がちょと出てて気持ち悪いの、ﾆﾔﾆﾔしてるの

それに付け加えて目がなんかもうイっちゃってる、サヨナラしてる

…僕説明下手かよ

「監督生にそんな酷いことして平気な顔してんのマジでムカつく！！監督生は苦しんでんだぞ！？」

いやマジで監督生はこの子に何言ったんだ

「もしかしてお前といつも一緒にいる2人組も監督生に酷えことしてんじゃねえだろうな？

　でもあの人達ならしそうだな」

…は？

何か自分の中で爆発するんじゃないかって感じになった

『…さっきから黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって、うぜえんだよ。消えろ。』

「「？！」」

『てかお前なんでそんな態度でけえんだよ、ママに教えてもらわなかったんでちゅか？年上の人には敬語を使えってね、常識だろ。さっきから俺(・)のこともお前お前ってよお……

　''アーヴィング先輩''だろ？先輩をつけろ、せ・ん・ぱ・いを

　俺がいつまでも黙ってやるとでも思ったか？生憎俺はそんな優しくねえからなあ』ﾆﾏﾆﾏ

「は…」

『あとさぁ………フロイドとジェイドは関係ねえよ。なんで俺だけの問題なのにあの2人が出てくる？調子乗りすぎなんだよ。後輩君よぉ』

…あっやっべ、言いすぎたか…？

『君たち授業戻るんだよね。早くいきな、目障りだから』

「エっエース！！もどろ！早く…」

「お、おう」

ｻｯｻｯｻｯ

そう言うと2人はスタコラサッサと教室の方に向かっていった
　

『…ふぅ』

なんか疲れた

僕後輩には強いんだなー

ベッドで寝よっと

　

.

「あいつ……調子のんじゃないわよ…ﾌﾌｯ…あんな発言したことを後悔することね………」

「…監督生なんか言ったか？」

「ううん！なにも！」

　