姫だけど、守りたい

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ﾄｳﾏ「うっ…」

ｻｸﾗ「…！、月浪くん！」

無意識に月浪くんの方に向かっていく

洞潔「この程度か」

ｻｸﾗ「大丈夫？」

ﾄｳﾏ「なんとか…」

ｻｸﾗ「癒しの術！」


ﾌﾜｯ


月浪くんの傷が、治っていく

洞潔「！？、お前は！！」

ﾅﾂﾒ「？」

ｻｸﾗ「ふふっ…やっと気付いた…？」

私の目は、赤黒く光る

ｱｷﾉﾘ「な！？」

ｹｰｽｹ「目が！」


洞潔「…まさか、そちら側にいるとはな…」

ｻｸﾗ「どちらに付こうが私の勝手でしょ？
まぁ、ほんの1分前まではどちら側でも無かったけど…？」

洞潔「出来れば敵に回したく無かったが…
敵ならば容赦しないぞ！」

洞潔がこっちに向かってくる


ｻｸﾗ「…遅い…」


私は洞潔の攻撃を避ける

ｱﾔﾒ「え！？」

ﾄｳﾏ「速い…！」


洞潔「はぁ！！」

ヤバい！避けきれない！！


ﾊﾟﾁﾝｯ


私は咄嗟にバリアを張る

ﾅﾂﾒ「あれは！！」

あーあ、バレちゃった
もういいや覚醒しちゃお

私は姫の姿へと変わる

ﾄｳﾏ「まさか、春風さんが姫！？」

ｹｰｽｹ「マジで！？」

ｻｸﾗ「それがマジなんだよね、ケースケくん？」

ｱｷﾉﾘ「マジか…」

ｻｸﾗ「さぁ、洞潔、続きを始めましょ？」

刀を構える

私と洞潔は何度も剣と刀をぶつけ合う

ﾅﾂﾒ「凄い！」

時に刀で、時に妖術で攻撃する

洞潔「くっ」

洞潔が怯んだ

今がチャンス！！

ｻｸﾗ「夢見夜行！！」

必殺技を使う

夢見夜行は一撃必殺じゃないから、洞潔はまだ戦えるらしい

洞潔「まだまだ…」



？「もういい、洞潔。目的は果たした」

ｻｸﾗ「！！…酒呑童子…」

姿は現していないけど、声だけでわかった

酒呑童子「サクラ、また今度、俺とも昔のようn((ｻｸﾗ「断る」」

酒呑童子「本当に、変わったな」

ｻｸﾗ「元々、あんたのこと大っ嫌いだから！！これだけは変わってないね！！」

酒呑童子「まぁいい。とにかく洞潔、今日はそのくらいにしておけ」

洞潔「はっ！」

そして洞潔は消えた

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