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5話 ページ6

職員室の話全て飛ばします…!すいません!

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先生「…と、説明は以上となります。何か質問はありますか?」

A「いえ、特に無いです。」

職員室で話した内容は主に学校の教訓や校則、行事など、この1年間で必要なことだ。割と田舎の高校にしては行事は充実していてかなり楽しめそうだ。

初めてちゃんと1年スクールライフをするのか…不安なような楽しみのような。まず友達作りから始めないと。やり方はわからないけどなんとかなるはず。

先生「…あと、愛瀬さんがこの学校に転校してきた理由はクラスなどで話しますか?」

A「………いえ。それは辞めてください。知られたく、ないです。」

先生「あら、そう。失礼なこと聞いてごめんなさい。」

と言って先生は資料をトントン、と机で音を立てながら整理する。
そう、この学校に来た理由。この事だけは誰にも知られたくない。だからこそこんな田舎なところに引っ越してきたのだ。

いずれバレるのも時間の問題…その事もちゃんと理解してるつもり。心構えは出来てないけど。

先生「では、愛瀬さんお帰り頂いて結構ですよ。

…あ、その前に。あの4人とはどんな関係なんですか?」

A「…どんな関係、とは?」

あの4人、とは空くん陸くん光くん、そして英紀くん…いや、えいちゃんのことだろう。やっぱり、あの4人はこの学校の問題児だったのか。

先生「いえ…なんでもないです。1つ、忠告しとくとあの4人には関わらない方がいいかと…
これも愛瀬さんの為だと思っておいてください。
では、さようなら」

と言われて職員室のドアをピシャッと閉められる。

…何それ、それでも教師の言う言葉なのかな。いくらあの4人が悪いことしていても転校してきた私にわざわざ仲良くしてくれた4人だったのに。
流石にその言い方はないと思う。偏見ってダメ。改めて実感した。



…って私どんだけあの4人のことを考えているんだろう。初日なのに。大丈夫かな、私。あまり感情を入れないようにしていたのに。

さて、家に帰ろ。

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パウダー - 思わず一人でにやけてしまいました笑とても面白く、ドキドキしてしまう素晴らしい作品だと思います!是非また続き見てみたいです!これからも、頑張ってください! (2019年5月19日 23時) (レス) id: 7100d68531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玲夜 | 作成日時:2019年3月5日 20時

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