【アバンティーズ】アバみなやつらと学園生活 (ページ20)

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19話ページ20

そこに立っていたのは＿＿＿

みっくんだった。

私は何故かわからないけど声が出なかった。私は思わず口パクパクさせていると

ツリメ「…起きて、ないのかな…？」

と言いつつもベッドの所に歩いてきて私は目をそらすようにバレないように寝返りをうつ。

するとみっくんはベッドの所に座ってきた。なんでそこに座るの？なんで来たの？とか言いたかったけれど言おうと思った時にみっくんが声を出した

ツリメ「…あのね。俺。あの遅刻ガチャのとき、好きな人いるって言ったじゃん？
あれ、実はAのことなんだ。初めて見た時から好きだったんだ。一目惚れってやつ？
あんな美人な人初めて見たし初めて話した時凄く、冷たくて俺ちょっと傷付いたんだけど、それでも今日過ごしてくうちにAのことが好きになっていったんだ。だから、もし好きな人いなかったら俺と付き合って欲しい………

なんて。何やってんだろうな、俺。起きてるはずないのに。少し、言いたくなっただけ。おやすみ、A」

と言って立って部屋に戻っていった。

…これは、告白とみなしていいのかな…？

告白されることは何度もあった。年下でも同級生でも年上でもされたことあった。けど断り続けた。それは関わりがあまりにも少なかったから。
けど、みっくんは違う。この2日間でも私は何回も笑顔になれたし、関わりは今までの人生の中で1番ある。けど

………

私、どうしたらいいんだろう。みっくんのことはもちろん好き。けどその好きは友達として。恋愛としては見れない。だからといって実は起きてたんだみたいなことを言うのも気まずい

でも今、天然で良い意味でのびのびしてるみっくんがいつもに増して真面目な顔して。なんて言えばいいんだろう…？