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11話 ページ12

母「ただいまー」

A「お、お母さん…!!これ!!」

母の声を聞いてこの手紙を真っ先に見せた。すると、母も唖然とした顔になって母は私の顔を見た

私は恐らく真っ青な顔で泣きそうになっていたと思う。母は何も言わずに私を抱きしめた

そして私はそこに泣き崩れてしまった。母を抱きしめながら。
事実じゃないことを言われ、この手紙も渡され。母が信じてくれたことに安心したこともあったがやっぱり私はこれから先のことが不安で仕方がなかった。




母「_落ち着いた?これは、本当なの?」

A「違う!!こんな男性…知らない。LINEも持ってない。全部、嘘」

母「だよね…」

と言って母ははっとしたようにテレビを付けた。

パッと電気がついたときの番組はニュースだった。そのニュースには

『大人気高校生モデル、六花恋愛報道か?』

と書かれていた。もう既に遅かったのだ。テレビにも雑誌にも載っていて。

すると私の業務用携帯から音が鳴った。相手はマネージャーだ。私は母と顔合わせて母から出ろ、と言われ、出た。

A「もしもし!六花です」

マネージャー「もしもし、霧崎です。あなた、今自分が何したかわかってますか!?」

と電話越しで大声で叫ばれた

A「ち、違うんです、あれは本当に嘘なんです!!信じてください!!」

マネージャー「もうネット上で晒し者です。事務所の社長と話しました。

六花さん、あなたもうこれから事務所に来なくていいです
全て、あなたが悪いんですからね」

A「…嘘…本当なんです!!信じてください!!」

と言ってもプツッと電話が切れてしまった。

もう弁解のしようもない。事務所に来なくていいということはもう私はクビというわけだ。

私はまた泣いてしまった。母を抱きしめながら。せっかく人気も出てきたのに、頑張ってきたのに。

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パウダー - 思わず一人でにやけてしまいました笑とても面白く、ドキドキしてしまう素晴らしい作品だと思います!是非また続き見てみたいです!これからも、頑張ってください! (2019年5月19日 23時) (レス) id: 7100d68531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玲夜 | 作成日時:2019年3月5日 20時

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