５６.美人は怖い(？) ページ9
٭
少年探偵団や女子高生3人組は、残念なことに1人ぼっちの私しか知らないから、私が人を連れていることに驚いているみたい。
米花町ではぼっちだもんね。学生時代のぼっちだった頃を思い出すよ。悲し。
真希ちゃんと野薔薇ちゃんはソファ席、私は椅子に座った。梓さんのご好意で、子どもたちのテーブルと私たちのテーブルをくっ付けてもらった。
準備が整ったところで、早速みんなに紹介。
「禪院真希。苗字で呼ぶな。」
「釘崎野薔薇。よろしく。」
「(短ぇ。)」
2人の簡潔すぎる自己紹介のあと、子どもたちの元気な自己紹介が始まる。
「円谷光彦です！よろしくお願いします！」
「俺、小嶋元太！姉ちゃんたちなんか怖ぇな！」
「怖ぇか？」
「美人は怖く見えるのかしら？」
確かに2人ともめちゃくちゃ美人だけど、滲み出る姐さんオーラが伝わったんだと思う…。
「吉田歩美です！真希お姉さん、野薔薇お姉さん、よろしくね！」
「真希お姉さん…」
「野薔薇お姉さん…」
2人とも、子どもたちのお姉さん呼びに、顔赤くして口抑えて悶絶してる。正直めちゃくちゃ面白い。
「真依も素直にお姉ちゃんって呼べばいいのにな。」
「…チッ」
「「「ヒィィィィ！！！」」」
やけにニヤニヤしてる真希ちゃんと、顔が喧嘩寸前のチンピラみたいになってる野薔薇ちゃん。
そんな野薔薇ちゃんにビビり散らかしてる少年探偵団。
そういや伏黒くんと野薔薇ちゃん、東堂くんと真依ちゃんにちょっかい掛けられたんだっけ。
特に野薔薇ちゃんは、真依ちゃんにぶっ転がされたとか…。
「僕、江戸川コナン！よろしくね！」
「…灰原哀。」
「？哀ちゃん…？大丈夫ですか？」
なんか元気ない…？
そんな様子の哀ちゃんに、真希ちゃんと野薔薇ちゃんが咄嗟に声をかける。
「どうした？具合悪ぃか？」
「怖がらせちゃったかしら。大丈夫、怒ってないから。」
哀ちゃんは、まだコナンくんの袖を掴んだままだが、こくりと頷いた。
どうしたんだろう。
よっぽど野薔薇ちゃんの顔が怖かったのかな？
そう言えば……最初からあんまり元気が無かったような…？
いや、気のせいか。私の勘はだいたい外れるからね。
٭
やっと多忙から解放されましたー！！
めっちゃしんどかった！！
かなり長い間お待たせしてしまいすみません。
これからも作者のペースで頑張ります！！
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月11日 21時) (
レス) @page13 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
ハス - この話に一目惚れしました！応援してます！ (8月9日 9時) (レス) @page13 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - ヴェロニカさん» 返信遅れてすみません。応援ありがとうございます！ (2022年6月16日 16時) (レス) id: 4b24c989ac (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ - 呪術とコナンのコラボ、ほんまに好きです！応援しております。 (2022年6月10日 20時) (レス) id: 71a233186a (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コム＠作っては削除botさん» 本当にすみません。読みにくいと思いますがこれからも是非読んでいただければ嬉しいです！ (2022年5月28日 16時) (レス) id: 4b24c989ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち | 作成日時：2022年5月23日 18時
