５９.同じで違う ページ12
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安室透…少し調べた方がいいかな。
ｶﾗﾝｶﾗﾝ…
新しいお客さんだ。
「…では、僕はこれで。お邪魔してすみませんでした。」
「いえいえそんな…」
にっこり笑顔で爽やかに去っていった安室さん。ほんと、めちゃくちゃイケメンだな。
それから私たちは、お話もほどほどにして高専へ戻ることにした。
「ありがとうございましたー！」
「またお喋りしようねー！」
「次はちゃんとした恋バナ聞かせてね！」
「ちゃんとした恋バナがまじでねぇんだよ！」
「さようならー！」
米花町最初の日曜日は、最初から最後までずっと騒がしかった。
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コナンside
「おい、お前どうしたんだよ！」
「…ごめんなさい。」
少年探偵団と蘭たちでポアロで食事をしていた俺たち。
そんな俺たちのところに、名前さんと連れの2人が来店してきたわけだが……
名前さんと初対面の時と同様に、2人からも異様な雰囲気を感じ取った俺と灰原。
灰原は咄嗟に俺の袖を強く掴む。
灰原は名前さんにと言うより、連れの2人に反応している様だった。
いくら彼女が組織の人間ではないとわかっても、こういう人間に眠る、恐怖に対する本能にはどうしても抗えないのだろう。
名前さんと連れの2人は、同じようで全然違う。
名前さんとは同じような、威圧感、恐怖感。だが実際話してみても名前さんとはまるで違う口調や態度。
だけど、名前さんは組織とは関係の無い人間だということはほぼ間違いない。だけど、一般人でもないということも事実。
俺の中に浮かび上がってる1つの可能性 ゛呪術師 ゛。
あの時(1章44.45)話してくれた内容からして、呪いが関係するのは間違いないし、もし彼女が呪術師だったとして、
なぜ彼女は呪術師になった？
なぜ彼女は呪いと戦える？
そもそも呪いってあんなにデケェし強ぇのか？
そして連れの2人も、同じく呪術師なのか？
って、色々聞きたいところだが、これらを聞いたところで答えてくれるわけが無い。
色々仮説を並べたが、悔しいことに、俺たちは呪いや呪術師に関する知識があまりにも足らなさすぎるため、彼女の正体を掴むことは出来ないのだろう。
アイツらはだいぶ打ち解けたみてぇだし、蘭も嬉しそうだし、何よりだ。安室さんは不穏だが。
店内に響く明るく心地よい声に微笑んだ。
٭
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月11日 21時) (
レス) @page13 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
ハス - この話に一目惚れしました！応援してます！ (8月9日 9時) (レス) @page13 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - ヴェロニカさん» 返信遅れてすみません。応援ありがとうございます！ (2022年6月16日 16時) (レス) id: 4b24c989ac (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ - 呪術とコナンのコラボ、ほんまに好きです！応援しております。 (2022年6月10日 20時) (レス) id: 71a233186a (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コム＠作っては削除botさん» 本当にすみません。読みにくいと思いますがこれからも是非読んでいただければ嬉しいです！ (2022年5月28日 16時) (レス) id: 4b24c989ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち | 作成日時：2022年5月23日 18時
