まともな私は米花町専属の呪術師

３０.私の青春 ページ31

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翌日。



今日から米花町専属の呪術師として復活。



初めは、あんな犯罪都市に住むなんて最悪だと思っていたけど、この短い期間で、自分の色んなことが変わったように感じ、むしろこれからがすごく楽しみになっている自分がいる。




「名前〜。今日の夜7時から任務だから♪よろしくねー！」



「分かりました！」




そして、今日の任務で遂に、初めて領域展開が生で見れる！！生領域展開！！




高専を出る頃には、私が初めて米花町へ行く時のように、みんなが見送ってくれた。





米花町の自分の部屋に入って、さぁこれからどうしようと考えた。まずは…少年探偵団に注意しないといけない！



あんな危険なことをしてるのは、呪術師として、そして大人として注意しなければいけない。まだ未成年だけど。



今日は水曜日だし、今は昼前だから、あの子たちは学校に行ってる時間だけど……




ｸﾞｩｩｰｰ




お腹が鳴った…。



お腹空いたしポアロ行くか！あのハムサンドをもう1回食べたい！



思い立ったら即行動。今日も今日とて、高専の服を着て家を出る。





ｶﾗﾝｺﾛﾝ




「いらっしゃいませ！…あ、この間の！」



今日も、前来た時と同じく、女性の店員さんが出迎えてくれた。




「どうも〜。ここのハムサンド美味しくて、また来ちゃいました！」



「ありがとうございます！1名様でよろしいでしょうか？」



「はい！」



「では、こちらへどうぞ！」




二人がけのテーブル席に案内された。



もしかしたら、少年探偵団に会えるかもってちょっとだけ期待したけど、やっぱり学校だよね。



横の窓側の席には、女子高生3人組がいた。この時間にいるってことは、テスト終わりかな？いいなぁ。若いなぁ。



私も、同期と任務終わりにどこ行ったっけな…確か、任務終わりでストレス溜まってた同期に、半ば無理やりバッセンに連行されたな…。



ホームラン王獲るとか、松井〇喜越えるとか言いながら、ホームラン1本も打ててなかったな〜。



本物の女子高生を横に、私は懐かしい思い出に浸っていた。





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３１.非術師→←２９.彼女の正体

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