お味はいかが? ページ1
【目線なし】
ゴーゴリ「ねえねえ!!聞いてよ聞いてよ!」
今日も何処か場違いで能天気な声を響かせる彼は道化師・ゴーゴリの異名を持つ異能力者である。
ドスト「何ですか?」
その彼を冷たくあしらう痩せた細った彼は魔人・ドストエフスキーの異名を持つこれまた異能力者である。
ゴーゴリ「監視任務中にドス君の娘さんのファーストキッス貰っちゃったっ!」
ドスト「また余計な事をしたんですか?私は唯彼女の異能が正常に機能するかを確認して来て下さいと言っただけなのに。」
ゴーゴリ「えーー減るもんじゃないしいいじゃない…しかも僕には監視任務は向いてないんだって…。」
ドスト「そうでした、貴方は落ち着きが乏しいお方でしたね。」
彼は皮肉を言った。
ゴーゴリ「そうですとも!そうですとも!」
彼はケラケラと笑った。
ドスト「それから彼女のファーストキッスなら幼少期に愛情表現で私がしたかもしれないですね。」
彼は手を組んで微笑んだ。
ゴーゴリ「えぇーーつまんないのー!何でファーストキッスが父親なのさ!」
ドスト「どこのご家庭も親が知らせないだけでそんなもんですよ…。大体、ファーストキッスが初恋の方だなんでメルヘンチックな事は…」
ゴーゴリ「えぇ。がっくし。」
彼は分かりやすく肩を落とした。
ドスト「それより早くあの件を済ませてもらえませんか?」
彼は軽く咳払いをしながら言った。
彼の目の色が変わった気がした。
ゴーゴリ「はいはーいっ、あ、最後に一つ。」
彼は不敵な笑みを浮かべた。
ドスト「何ですか?」
ゴーゴリ「美味で御座いました。」
そう言ってマントに身を包んだ彼は跡形もなく消えた。
一人部屋に残された彼は不平そうな顔をした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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葵(プロフ) - 零奈さん» 気付いてくれてありがとうございます!変換ミスです…。また何かありましたらよろしくお願いします。 (2018年5月13日 7時) (レス) id: 85af478746 (このIDを非表示/違反報告)
零奈 - 責任転嫁、で「立花」くんがいるんですけど、「立原」くんじゃないんですか? (2018年5月12日 22時) (レス) id: 92c720ec2f (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 鈴里風夢さん» ありがとうございます!ご指摘嬉しく思います<(_ _)>また何かありましたら遠慮なく教えて下さい(**) (2018年5月2日 17時) (レス) id: 85af478746 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 祭鼓@harigaya makoさん» コメントありがとうございます(^^)はい!更新頑張ります!今後ともどうぞ宜しくお願い致します(T^T) (2018年5月2日 17時) (レス) id: 85af478746 (このIDを非表示/違反報告)
鈴里風夢(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!!あ、序章の方に第二章へリンク出来るようにURLを載せた方がいいかもしれません…余計な口出しでしたらすみません! (2018年5月2日 0時) (レス) id: 1e78f4766c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えりんぎそーまっち | 作成日時:2018年5月1日 23時