強く、優しく、美しく 2 (ページ5)

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story29 ～金棒のアルビダ～ページ5

ーとある島ー

？？｢なんだい？このホコリは…｣

船員1 ｢隅々までしたつもりでしたが…！！
もう一度やり直しますのでどうか！｣

？？｢どうか…何だい？｣

船員1 ｢どうか金棒だけは～～～！！！｣

～ガンッ！！！！！～

アルビダ｢コビー！この海で1番美しいものは
なんだい？｣

コビー｢え…えへへへもちろんそれは
レディー・アルビダ様です！えへへへ｣

アルビダ｢そうさ！！だからアタシは汚いものが
大嫌いなのさ！！美しいアタシが乗る船も
美しくなきゃねェ！！そうだろう？｣

コビー｢は…はい！！｣

アルビダ｢ホコリ一つ残すんじゃないよ！お前達！｣

船員達｢へ…！！へいっ！！！｣

アルビダ｢コビー！お前は便所でも掃除してきな！｣

～ガンッッ！！！！！～

コビー｢えへへはいすぐにアルビダ様！！｣

コビー｢……すぐに…｣ｼｭﾝ

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船員2 ｢なに酒樽が海岸に流れてきただと？｣

コビー｢は…はいまだ中身も入ってるようなのでどう
したらいいでしょうか…｣

船員3 ｢そりゃあいい！俺達で飲んじまおう！！｣

船員2 ｢しかし兄弟！もしお頭にバレたら俺達ァ…｣

船員4 ｢なぁにバレやしねぇよ！！｣

船員4 ｢これを知ってんのは酒蔵掃除のおれらと
ヘッポココビーの4人だけだ！！｣

船員2 ｢それもそうだな！！｣

船員3 ｢わかってんなコビー…｣ｷﾞﾛ

コビー｢は…はい！ぼ…ぼくは何も見てません！！
えへへへ…！！だ…だからなぐらないでく…｣

～ガタッ！！！！～

船員2 ｢ん？なんだ？｣

～バキィ！！！！！～

船員3 ｢あーーーーー！！｣

船員2 ｢ぬあ！！なんだ！！｣

船員4 ｢ぎゃぁぁぁぁぁ！！｣