強く、優しく、美しく 2 (ページ29)

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story52 ～バラバラの実～ページ29

一味 10 ｢なんだ点火の仕方がわからねぇのか｣

ナミ｢…！！｣ガチンガチン

～ガンッ！！！～

リア｢…！！｣

バギー｢ナミてめぇどういうつもりだ！！｣

ルフィ｢なんだお前今更おれらを助けに来てくれたのか？｣

ナミ｢バカ言わないで！勢いでやっちゃったのよ！…たとてマネ事でも私は非道な海賊と同類にはなりたくないからっ！私の大切な人の命を奪った大嫌いな海賊と同類には…！！｣

リア｢それで海賊が嫌いなのねナミ｣ﾎﾞｿｯ

ナミ｢…！！火が…！｣

ルフィ｢やべぇ！！リア！｣

リア｢うん！任せて！｣

ナミ｢…｣くるっｼﾞｭｯ!

ナミ｢…あつっ｣

リア｢ナミ！｣

ルフィ｢お前！後ろ！！｣

～バキッっっ！！～

ゾロ｢女1人に何人がかりだ｣

ナミ｢…！！｣

リアルフィ｢｢ゾロっ！！！｣｣

ゾロ｢大丈夫か？｣

ナミ｢…えぇ平気よ｣

ルフィ｢お前よくここが分かったなぁ！｣

ゾロ｢お前ら鳥の次は檻の中か！アホ！｣

リア｢ゾロ無事だったのね！助けてくれてありがとう！｣ﾆｺｯ

ゾロ｢…なっ別にどうってことねぇよ///｣

バギー｢貴様ロロノア・ゾロで間違いねぇな俺の首でも取りに来たか？｣

ゾロ｢いや、興味ねぇな…おれはやめたんだ海賊狩りは…｣

バギー｢俺は興味あるぜｸﾙｯ本気で来ねぇと血見るぞ！｣

ゾロ｢そっちがその気なら！｣

～ズバッ！！！～

ルフィ｢うわっ！あいつよえーな｣

リア｢…！！｣

ナミ｢うそっ！｣

一味｢…｣ﾆｯ

一味｢へっへっへっへ｣

ナミ (何？船長が斬られたのになんで笑ってるの？)

ゾロ｢なんだ手応えねぇなこりゃ鍵がねぇと開かねぇぞ｣

一味｢はっはっはっは！｣

ゾロ｢何がそんなにおかしい！おとなしくこの檻の鍵をよこせ！｣

リア (嫌な予感がする…！)

～ドスッ！！～

ゾロ｢…！！ｸﾞﾌｯ!｣ガクン

リア｢…ゾロっ！！！｣

ナミ｢何！あの手！｣

一味｢わっはっはっは！！｣

ゾロ｢くそ！なんだこりゃあ一体…！｣ズポッﾄﾞｸﾄﾞｸ

バギー｢バラバラの実…それがおれの食った悪魔の実の名だ！おれは斬っても斬れないバラバラ人間なのさ！！｣

ナミ｢悪魔の実なんてただの噂だと思ってた！｣

バギー｢急所ははずしたか…だが相当の深手だろ勝負あったな｣