検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:1,117 hit

12話 ページ13

昼休み


青葉「相変わらず図書室には誰も来ませんね〜」


ドンッ


青葉「うわぁっ!?すみません!」


雪乃「…」


青葉「…あ、その本」


雪乃「…人間失格?」


青葉「読む人いるんですね…あ、別にバカにした訳ではなくて!その、この本…もう誰も読ま無いから捨てようと考えてたんです。」


雪乃「そう‥なの」


青葉「あ!確か貴方は転校してきた氷学院Aさん。ですよね?」


雪乃「うん、貴方は…誰?」


青葉「俺は青葉つむぎです!」


雪乃「つむぎ先輩…この本借りてもいいですか?」


青葉「はい!」




******




雪乃「…恥の多い生涯を送ってきました」


あんず「何読んでるんですか?」


雪乃「誰?」


あんず「あぁ、私は2年の雪乃「あ、思い出した…紅音と同じクラスのプロデューサー」あ!知ってるの?嬉しい」


雪乃「一応」


あんず「雪乃ちゃん、だよね?それにしても難しい本読んでるね」


雪乃「そう?…」


あんず「そういえば、プロデュースするとこ決まった?決まってなかったらTrick Starどうかな?私と紅音いるけど多い方が心強いよ!」


雪乃「心強いって…戦うの?何かと」


あんず「うん!生徒会と戦うの!」


雪乃「生徒会…悪いけど、もう決めてるから」


あんず「え?どこ?」


雪乃「fine…」


あんず「え?fineって」


雪乃「そう、あなた達がいうその打倒生徒会」


あんず「あ、え…そうなの?」


雪乃「うん、別に私は今の方針が可笑しいとは思っていないですから」


あんず「…」


雪乃「強者がいれば弱者もいる…当然当たり前。確かに強者を選べば好成績が貰える…劣等生にとっては最悪な話…でも、それが世の中のルールなんだ。世の中は弱肉強食…強き者が弱きものを食って何が悪い?」


あんず「じゃあ、雪乃ちゃんは…悪者なの?」


雪乃「…悪者と思うならそう思っててもいいですよ…私は肯定も否定もしません。失礼します」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←11日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルル | 作者ホームページ:http://Assassination-Classroom  
作成日時:2017年12月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。