12話 ページ13
昼休み
青葉「相変わらず図書室には誰も来ませんね〜」
ドンッ
青葉「うわぁっ!?すみません!」
雪乃「…」
青葉「…あ、その本」
雪乃「…人間失格?」
青葉「読む人いるんですね…あ、別にバカにした訳ではなくて!その、この本…もう誰も読ま無いから捨てようと考えてたんです。」
雪乃「そう‥なの」
青葉「あ!確か貴方は転校してきた氷学院Aさん。ですよね?」
雪乃「うん、貴方は…誰?」
青葉「俺は青葉つむぎです!」
雪乃「つむぎ先輩…この本借りてもいいですか?」
青葉「はい!」
******
雪乃「…恥の多い生涯を送ってきました」
あんず「何読んでるんですか?」
雪乃「誰?」
あんず「あぁ、私は2年の雪乃「あ、思い出した…紅音と同じクラスのプロデューサー」あ!知ってるの?嬉しい」
雪乃「一応」
あんず「雪乃ちゃん、だよね?それにしても難しい本読んでるね」
雪乃「そう?…」
あんず「そういえば、プロデュースするとこ決まった?決まってなかったらTrick Starどうかな?私と紅音いるけど多い方が心強いよ!」
雪乃「心強いって…戦うの?何かと」
あんず「うん!生徒会と戦うの!」
雪乃「生徒会…悪いけど、もう決めてるから」
あんず「え?どこ?」
雪乃「fine…」
あんず「え?fineって」
雪乃「そう、あなた達がいうその打倒生徒会」
あんず「あ、え…そうなの?」
雪乃「うん、別に私は今の方針が可笑しいとは思っていないですから」
あんず「…」
雪乃「強者がいれば弱者もいる…当然当たり前。確かに強者を選べば好成績が貰える…劣等生にとっては最悪な話…でも、それが世の中のルールなんだ。世の中は弱肉強食…強き者が弱きものを食って何が悪い?」
あんず「じゃあ、雪乃ちゃんは…悪者なの?」
雪乃「…悪者と思うならそう思っててもいいですよ…私は肯定も否定もしません。失礼します」
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作者名:アルル | 作者ホームページ:http://Assassination-Classroom
作成日時:2017年12月13日 18時