【utit】人との距離感間違えた２【mfmf】

君と歩む道 ページ35

歓声が上がる





私は歌い手仲間のみんなと関係者席で見ている





はずだった





ま「Aには近くで見て欲しいから、最前の列ね！スタッフさんに横に付いてもらうから大丈夫だよ！」





直前にそう言われて私は最前の列でライブを見ている





スタッフさんが両サイド後ろ、斜め後ろにいるのでリスナーさんはあまり見えないがみんな歓声を上げて泣いているのは分かる





やばい私も泣きそう





ライブも進んでいき、まふのMCが入るとさっきまでの歓声が嘘のようにみんながまふの話しに聞き入っていた





ま「ちょうど1年くらい前に雅がこの舞台で告白してくれて付き合うことになりましたよね」






ま「長かったようで、短い1年だったなぁ」





ま「雅が僕を支えてくれたから僕は今この舞台にいます。」





ま「雅、ステージに上がってきてくれる？」





『え、？』





歓声が上がる





当たり前だけどスタッフさんはこのことを最初から知っていたようで、私をステージまで誘導する





ま「僕は、決して強いわけじゃないしこれから先、沢山迷惑をかけてしまうかもしれない」





『うん』





ま「雅の事を傷つけてしまうかもしれないし、喧嘩も沢山してしまうかもしれない」





『うん』





ま「だけど、世界で1番雅を好きでいられる自信はある」





『う…ん…』





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ま「僕と結婚してくれますか？」

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