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#7 ページ7

Aside

高校生になっても教室という空間が嫌だった

だから毎日保健室で寝てるだけ


もういっそのこと消えてしまおうかと自分で自分を傷つけた日もあった

でもあの時を忘れられたのは一瞬だけ

〈Aちゃん？まだ寝とるの？〉

「起きてるよ…」

〈小瀧がお迎えに来たで〉

「のんちゃんが？」

《やっぴー！》


のんちゃんこと小瀧望

引越し先の中学校の後輩
今は同じ高校で私の彼氏

《A帰ろ？》

「うん」


のんちゃんの存在はしげちゃんより大きいものだった


「今日ね、保健室に幼馴染が来たの」

《重岡さんやっけ？》

「うん」

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作者名：なぁたん | 作成日時：2017年9月22日 19時

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