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"Aってほんと人付き合い悪いよね"
"可愛い子とか思ってたけど大した顔じゃねえし"
次の日、教室に入ろうとしたらそんな声が聞こえた
"しげもそう思うやろ？"
『まぁ…』
しげちゃんがそう声を発した時、私は思わずドアに手をかけていたのを離した
しげちゃんも私から離れていくんだ
もうどうにもなってしまえって思って初めて学校を休んだ
でもまた明日はやってくる
逃げても逃げれないこと
私はいつしかマスクを付けて喋ることをやめた
これでいい
『A？なんでまたマスク…』
「……」
『なぁなんか喋ってや…』
"しげーそんな奴に構ってないで話そうや"
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作者名：なぁたん | 作成日時：2017年9月22日 19時
