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B1 ページ2
『終わったんじゃ……』
目の前に積み上げた書類を見て呟く。
皆から渡された書類がほとんどで、提出が今日までのものばかりだった。お陰様で徹夜だぜ
本当はもっと早く終わらせられた。
内容と私の書くスピードからするに4時間あれば終わってた。
なのに字が汚いせいで…！！！
なぜだか知らないが、この国で暮らして15年、字が全く上手くならなかったのだ。なんだか書きづらく感じるのだが、周りに言うことでもないから頑張ってる。
“お”は上手く書けるようになったんだが。
さて、ここで問題だ。
今の時間は7時5分。
ここから食堂までは元気な時に歩いて10分、走って5分。
私は徹夜明けで、椅子に座りっぱだったから足腰がバキバキである。
そして朝食は7時15分から。
Q.私は間に合うでしょうか
A.無理
今すぐ走ったとして間に合いません！ナイフが飛んできます！！ありがとうございましたァ！！！！
というわけで食堂には行きません。
頭の中で自分に言い訳タイムです。
食堂の扉を開けた途端飛んでくるナイフ…避けたらキレられ避けずともキレられ……私の席には針がしかれ………そもそもご飯を食べれない(邪魔してくる)…
よし、行かなくていいな！QED！！
……と、いうか。
みんなが食堂にいる=他の部屋にはいない！
そして、書類提出に時間指定はなく、私の手元にはギリギリ(笑)の書類群(笑)が！！！
飯なんてサボってこっちしかないだろ！！
行くか
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作者名：みたらし | 作成日時：2024年4月21日 20時
