灰かぶりの白雪姫 (ページ7)

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社長「ご無沙汰しております。大介さん(父)とは若い頃とても仲良くさせてもらっておりましてね」

母「初めまして。遠いところまでわざわざありがとうございます。夫からはよく話を聞いておりました」

社長「お互いありがたいことに忙しくなってからはなかなかに疎遠で…彼が亡くなるまでは連絡もぼちぼち取っていたのですが、実際こちらにお邪魔してご挨拶できていませんでしたね」

母「とんでもございません。こちらこそです。わざわざ足を運んでいただきありがとうございます」

社長「そちらにいるのが娘さんで？」

母「はい。理恵、ご挨拶は？」

姉「初めまして。娘の理恵です」

社長「初めまして。あ、娘さんは1人でしたか？？」

母「え、ええ！」

社長「理恵さんと言いましたよね？たしか大介さんの娘さんは」

母「あっ、お茶！お茶飲まれます？」

社長「あ、ではいただこうかな」

母「純香！持ってきてちょうだい」

純香「かしこまりました！あと、息子さんがいらしてます」

母「あら！」

息子「遅れてしまい申し訳ございません」

姉「……！！//」

社長「すみませんうちの息子が。遅れてしまうなんて」

母「お気になさらず！理恵、お話でもしてきたらどう？」

息子「あ、僕は別に」

姉「よろしければご一緒しませんか？」

息子「はい…」