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母「ちょっと理恵！明日の縁談は絶対に逃せないわよ！！」
姉「うそ…ついに！」
母「あちらの会社は昔からご縁のあるところだから、信頼もできるし、あなた絶対ヘマしちゃダメよ！」
姉「あらひどいママ、私は何もしてないでしょう？全部あの子が破談の原因なんだから」
母「…だから、Aの存在を隠すのよ」
姉「うまく行くかしら」
母「うまくやるしかないでしょう」
・・・・
Aside
翌日
母「A、今日はずっと部屋にいていいわよ」
「え、何故です？今日はお客様がいらっしゃいますよね」
母「いいから！純香たちにやらせるからあなたは絶対に出てこないで」
「かしこまりました…」
そういえば以前もそんなことを言われたんだった。本当に何もしなくていいなんて急に何があったんだろう
きっと今はお客様もいらっしゃってまたお見合い中ってところかしら
コンコン
「え、はい」
純香「Aさん、お茶とお菓子余っているのでどうぞ」
「純香！ありがとう」
純香がドアをそっと開けて喫茶を持ってきてくれた
純香「いえいえ。本当に、奥様たちの考えていることが私にはさっぱりわかりません…」
「私は大丈夫だよ。気にかけてくれる人がこうやっているだけで嬉しい」
純香「Aさん、、」
？「あ、すみません…」
純香「？」
？「すみません、今日父とこちらにお邪魔になるものですが…場所がわからなくて」
ドアに純香が立っていて誰だかわからないがきっと来客の方だ
迷ってしまったのだろう
純香「ああ！それなら今から私も行きますのでご案内しますね」
息子「助かります。ありがとうございます」
純香「Aさん、ではまたあとで…」
「うん。ありがとう」
お客様を連れて純香は部屋を後にした
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作者名：こばち | 作成日時：2024年2月13日 0時
