灰かぶりの白雪姫 (ページ13)

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翔太「空いてる部屋はあるからさ、好きに使ってよ」

「ありがとうございます…！」

翔太「風呂はここだから、ごゆっくり」

「何から何まで…すみません、」

翔太「全然？俺もこんな誰もいないところで1人だったからさ、話し相手いて嬉しいよ」

「優しい方なんですね…」

翔太「っ…そんなことないよ」

本当にこんな優しい方に出会えてしまって、私は運がいい

元々こうなるきっかけのことを考えると、運なんて悪いに決まっているのだけど…

お風呂をお借りして考えていた

明日になったらすぐ純香の別荘を探しに行かないといけないな

ああ、久しぶりにゆっくりお風呂につかれたな

本当に翔太さんには感謝しかない

「あ、あの…ありがとうございました。久しぶりにこんなにゆっくりできて、」

渡辺「ふはっ、いいんだって！笑。俺も入ってくるから、もう全然寝ちゃっていいよ」

「いえ、家主より先に寝るなんて、お待ちしてます」

渡辺「お、おう…しっかりしてんだな、じゃあ待っててもらおっかな笑。髪濡れてんね、そのドライヤー使っていいから」