お花が似合う君。【テニプリ】 (ページ5)

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4話ページ5

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『あーかーやくん！！』

と言ってAはものすごいスピードで教室に入ってきては赤也の前にしゃがみこんだ。

切「…何だよ…。」

『…赤也くんどうしたの？何かあった？』

切「なっ何でもねえよ！さっさと自分の席にいけ！！」

『…もう…。』

Aはぷくーとほっぺたを膨らまし自分の席に向かう

切「何だよ、この気持ち…。」

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・幸村side

それから毎朝、俺たちは屋上に行っては駄弁りながら花壇のお花のお世話をする日々が続いた。

そんなある日。

幸「Aさんは、赤也と付き合っているのかい？」

と不意打ちでそんな質問をしたらあたふたしながらAさんは、ただの友人です！と答える。

心のどこかでホッとしている自分には気付かないふりをした。

幸「ふふっそうなんだね。いつも俺達が話してると赤也が怖い形相でこちらを睨んでいるから、てっきり2人は付き合っているのかと思っていたよ。」

『そうなんですか…？全然気づかなかった…私に幸村先輩を取られるのが怖いんですかね？』

幸「えっ、あぁ…そうかもね。」

もしかして、赤也の気持ちに気づいてないのか…？

幸「ねえ、もし良かったら今日お昼ご飯一緒に食べないかい？」

『えっ！良いんですか！！もちろんです！！ご一緒させてください！！』

幸「ふふっ、良かった。それじゃあお昼休み、Aさんの教室に迎えに行くね。」

『はい！ありがとうございます！』

と言ってニコッと笑いかけてきたAさんに不覚にもドキッとする。

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