世界一の馬鹿野郎 (ページ6)

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邪魔ページ6

はーあ。
もうなに。
平穏のへの字も無いわ。笑
大嫌いなやつの家に居候することになってこれから毎日あいつの顔見ないといけないなんて。

本気で泣きそうだ

『なんなのよ…』

もうなんなの？！心から辛い。
ヒステリックになる私。

お母さん。もう私は無理です…

｢あれ？！｣

『…うわ！！』

ふと顔を見上げると、憧れのシ、シシシシドレミファソラシウミン先輩がいる！？

｢うわ！って爆笑｣

『え！？なんで』

｢こっちのセリフだよ～笑｣

卒業して更にかっこよくなったなぁ～

｢元気だった？笑｣

『はい！おかげ…さまで笑』

ほんとは最悪としかいいようがないけど

｢そっか～ Aは今年卒業だよね？｣

『そうなんですよ～卒業したくないけど笑先輩大学はどうですか？！』

｢楽しいよ！相変わらずアイツうるさいけど笑笑｣

『あ～笑笑』

ルハン先輩か笑笑

『ルハン先輩も元気ですか？笑』

｢うん！相変わらず女子力極めてる笑笑｣

『いやでもあの容姿で女子力極められたら女子の立場なくなりますよ～笑笑』

｢そんなことないだろ～笑 Aのほうがかわいいよ笑笑｣

え、それってどうゆう

｢おーい｣

あれ、なんか耳からゲボが出そうな声がする

『あ、先輩！じゃあまた！！！』

｢え！あ、え！？A？！｣

『なんで！？』

咄嗟に木の影に隠れたけどあいつが私という名前のおもちゃを探してるわ…！！

やだやだいませっかくいい感じだったのに！！
来世で５回殺すわよ？！

…あーあー

ばからしくなってきた

またあいつに邪魔された