気絶の中で ページ32
｢……｣
おいおいなんとかいえよ！！
｢下ろしてください！！｣
｢まだついてませんので｣
｢行かせる気ねえだろ！！シウミニヒョンの差し金か？！｣
｢ちょっと失礼致します｣
｢うわ！！なにすんっ｣
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ
｢セフン！！！！！！！｣
___
__
_
｢あれ！シウミニヒョン！新しい彼女できたの？」
｢うん！セリっていうんだ｣
「セリです。よろしくお願いします｣
｢こちらこそ！ゆっくりしてってくださいね｣
｢ありがとう笑｣
それから数日、
｢あれ？シウミニヒョン
｢こちら、リア。｣
｢リアです。よろしくお願いします！｣
セリさんはどうしたんだ？別れたのかな… 聞きたいけどこの人たぶん彼女だよな…まさか二股？いやでもシウミニヒョンに限ってそんなことあるわけが、、まあ口に出す事でもないか
それから数日、
｢ありゃーかわいそうだなこりゃ｣
バイト中に…まったく、ベッキョニヒョンてば
｢どうしたんです？てゆーかバイト中にテレビなんて見ないでくださいよ！働いて！｣
｢解体された死体が山に埋められてたんだとー｣
｢いやいいですよそんなん、てゆーか聞きたくないです｣
｢しかもなかなかの美人さんだあ、ほら見ろよたまにはニュースぐらい｣
｢いつも見てま……え？！セリさん…？！｣
待ってこの人前にシウミニヒョンが連れてきた彼女だ
え、どうゆうことだ？え？！
翌日
｢どうもー｣
｢いらっしゃいま…あ！シウミニヒョン！！あの｣
言ってもいいのか？この人は、元カノか不倫相手か知らないけどセリさんが死んだのを知ってるのか？！
｢コーヒーお願い笑｣
｢あっ…はい｣
｢セフン｣
｢はい？｣
｢これ以上僕に必要以上に干渉しようとするな。目に見えるものだけが全てじゃないんだ。｣
その時は意味がよくわからなかった。
ただ今ならわかる。
あの時セリさんを殺したのはこの人なんだ。
___
__
_
｢……っう｣
｢はっ セフン！大丈夫か？！｣
｢ここは…｣
｢病院だよ｣
｢え、｣
｢丸1日も目が覚めなかったんだぞ？！｣
｢Aは？！｣
｢普通に昨日は家に帰ってきたぞ、話せてないけど｣
｢そうか、無事だったか、｣
｢もう無理するなよ。ありがとな、俺たちのためにこんな…｣
｢いや、それよりも絶対にAをシウミニヒョンに近づけちゃだめだ｣
お願いだからAは
続く
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作者名：ないろん | 作成日時：2017年9月10日 18時
