バイト ページ30
rrr rrr rrr
『きゃーきたわよ！！』
｢いいから早く出なさいよ笑｣
『あー緊張する！！』
｢あーもう貸しなさい！！｣
『あ！！』
ﾎﾟﾁｯ
｢ふん｣
勝手にボタン押されてケータイ返された…
『あ、もしもし？』
｢もしもし、シウミンです笑学校終わった？｣
『ああ！はい！さっきちょうど！今から降りますね！』
｢わかった笑 もういま下にいるから。待ってるよ｣
『は〜い！』
ひゃぁぁあ急がなきゃ！！
『じゃ、ウンジばいばい！』
｢気をつけなさいよ！がんばー！｣
『はーい！』
長い廊下を走っていると、あれは……セフン？！うわあ気まずい、
下向いて行こ！！
｢A！！｣
『ん？！』
｢気をつけて｣
『ん？…わかったわ？』
｢じゃあね！｣
え、なに、今日セフンに２回も忠告されたわ。
『シウミン先輩ー！』
｢A！！学校おつかれ｣
『ありがとうございます！』
｢乗って？｣
そういって助手席の扉を開けてくれた
紳士！！！！！
『どうも笑笑』
いい匂い。車って臭いし酔うからあんま得意じゃないんだけどなんか落ち着くわ〜
｢楽しかった？学校｣
『はい！先輩もどうでしたか？』
｢んーまあまあかな！｣
シウミン先輩は女の人達にすごいモテてそうだ
…なんかやだなあ
そう思ってふと窓の外を向くと、森に入っていった
｢俺の家少しひとけの少ないとこなんだ、ごめんね笑｣
『いやいやそんな！！』
うわ！！！とっさにシウミン先輩の方見たけどいっけめん！！！！イケメンすぎ。神はほんと平等じゃないなあ、こんな人もいるのに私みたいな人間もいるのね
｢ついた｣
『うわ！！』
で、でででか！！大富豪か？！
｢よし。じゃあ入ろうか｣
『あ、はい』
｢お帰りなさいませ｣
｢リゼ、ただいま。こちら今日から住み込みで働くことになったAさん｣
｢まあそうでしたか！よろしくお願いします｣
『あ、よろしくお願いします！』
やっばーここで働くこと若干忘れかけてた笑笑
｢こっちだよ｣
『あ、はい！』
王子様みたい……
｢Aの仕事は〜、僕のメイドさんね！｣
『え？！？！』
目、めめメイド！？
｢いや…？｣
いやいやそんな！いやなわけない！したいしたい！やばいえ？逆にそれお金もらっていいの？払ってもいいぐらいじゃ…
『そんなそんな！』
｢よかった笑 じゃあこれに着替えてくれる？｣
『分かりました！』
なにこれ恋愛小説みたいな話ね……
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作者名：ないろん | 作成日時：2017年9月10日 18時
