屋上 ページ24
『ったく、なんなのよ。』
｢おっはよ〜う｣
『あ、レイ！おはよ！』
｢こんな早くに登校なんて珍しいね〜？今日は雨かなあ ザーーって！｣
『いや雨は降らないわよ笑笑』
たぶん。え？降らないよね？天気予報見るの忘れてた…
｢そっかなあ〜｣
｢レイー！あ！Aー！？おはよ！｣
｢『おはよ〜！』｣
｢珍しいわね！こんな時間に！｣
『それレイにも言われたわ笑笑』
｢今日は嵐でもくるのかしらね〜？｣
『なんなのよ二人して！同じようなこと言わないでよ！笑笑』
｢あら、私レイと同じようなこと言ったの？ 息ぴったりね！付き合う？笑笑｣
｢冗談はよう子さんだよ〜｣
『よし子ね！笑笑』
｢まったくかわいいわね爆笑｣
はあ〜平和だ！！
___
___
｢え、なに、シウミン先輩のとこでバイト？｣
『そう！！やばいよね！もう心臓破裂しそう！』
｢いとこのイケメンといいシウミン先輩といい、罪なオンナね〜｣
『チャニョルはいいのよ別に！』
｢まあひどい！｣
『いいの〜』
｢……あら？｣
『なに、』
ウンジが指さした方を向いたら、なんと制服姿のセフンがいた
ていうか同じ学校だったの？！え？！
｢よっ｣
のんきな…こっちは驚きが隠せなくて絶賛フリーズ中よ、
｢ちょっといい？｣
『え、まあ』
なんだろうか…
｢行ってら〜｣
『はーい』
着いて行ったら立ち入り禁止用のチェーンが張られている屋上へ行こうとしている。
『え、ちょっとここって』
｢いいのいいのー｣
『え？！』
慣れた様子でくぐって屋上の扉を開ける様子を見て、何度もここに来ているとみた。
｢ふう｣
『……』
｢早くきなよ｣
若干チキってた。見つかったらまずくない？
｢びびってんの？たかだか屋上で笑笑 大丈夫、もう誰も来ないよ｣
もう？もうってなに、なんか怖い
『…わかった』
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
『え！チャイム鳴ったんだけど！！』
｢いいから、｣
全く強引だな。昔はこんなんじゃなかったのに。
はあーあ
そんなこと思いながら重い1歩を進めた。
『わっすご！！』
実は屋上初体験笑 涼しい風とか空とか爽快感がはんぱないわ
｢ねえ、A。あ、ヌナの方がいい？｣
『いやいいわよ別に』
なんか懐かしいな〜この感じ
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作者名：ないろん | 作成日時：2017年9月10日 18時
