世界一の馬鹿野郎 (ページ22)

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どきどきページ22

チャニョルは周りに～いないわね、よし

前後左右確認して～

ｶﾞﾁｬｯ

『ただいま～…かえりました～』

自分の家じゃないところに帰る時の言葉って少し迷うよね

｢おかえりなさい…！！Aちゃん…無事帰ってきてくれてよかったわ…泣｣

『そんなそんな笑朝はほんとにご迷惑かけてすみませんでした…』

｢そんなこといわないで、家族も同然なんだから！｣

なんていい人なんだろう

｢あ、そう！Aちゃんママが、入金しといたからって言ってたわよ？｣

『え！！！ほんとですか！！』

最高すぎる！！やっとお金が私の手に！！！

夜の7時半過ぎてたから8時に閉まるATMに急いで駆け込んでいった。

『はあー！！！やば！！』

50.000円？！まって最高。節約しながらうまく使おう。てゆーか早くバイト探さなきゃ……って、あ！！！シウミン先輩！！

やばーすっかり忘れてた！！早く返事しなきゃ！

とりあえず8000円ほど引き出しとこう。

rrr rrr rrr

今度は誰？！

[キム･ミンソク]

ぎょわああああ！！きたあ！！

『もしもし！』

｢あ、もしもし？シウミンです笑｣

私がいつもシウミン先輩って言うから合わせてシウミンって合わせてくれたの？！あぁ好き。え、好き？！私まじでシウミン先輩のことすきなの？！恋愛的な意味で？！え？！

｢この前の話、考えてくれたー？｣

『あ、はい！ぜひ！お願いします！』

｢してくれる？！｣

『はい！』

｢やったー！じゃあさっそくだけど明日からっていいかな？｣

やったーとかかわいいかよ！しかも明日から？！シウミン先輩が見れるの？！やば～

『全然いいですよ！』

｢よし！あ、あした帰りって何時頃になる？｣

『んー、3:30頃にはおわります！』

｢じゃあ迎えにいくね！｣

『ありがとうございます！まってます～』

｢まってて！じゃあ！｣

『はーい！』

うわぁぁぁやばいやばい。

今日は心臓が休まりそうにないな