疲れる ページ15
『あ、あの
rrr rrr rrr
だ、だれ？！こんなときに！！
『あの、ですね
rrr rrr rrr
うっざい！うざすぎる！誰よ！？100回ひっぱたくわよ？！
｢……出なくて大丈夫？｣
『非通知なんですよね…笑』
｢俺がはじめてAに電話かけた時も非通知って出なかった？笑笑｣
『あ、でました…けど、タイミングが…』
｢あーいいよいいよ笑 でも非通知は怖いな。留守電とか入ってないの？｣
『んー。あ、いや、入ってないです…』
ちょっと怖いな
rrr rrr rrr
また？！
｢ちょっと貸して？｣
『あ、はい』
そして私の携帯と険しい顔で対面するシウミン先輩、ちょっと狂気じみてる気が…
｢……はい、どうぞ｣
『あ、』
｢非通知設定しといたよ笑｣
勝手に？！まあいいけど…
意外と強引なところあるよな、シウミン先輩。そんなところも素敵…？だけど。
『あ、ありがとうございます笑』
｢うん笑あ、本題入っていい？笑｣
『あー、そのことなんで
｢A〜、遊びにきちゃった笑笑 いま客いなくて暇なんだよね、何話してたの？笑｣
くっ……ここでくるか？！つーかあんたバイトでしょ？！働きなさいよバカセフン！あんたへの好意はもう過去のものでしかないし年下に興味ないのよ！
『あ、セフン？笑あのね、今大事な話してるから向こうへ
｢A｣
まって…
｢お前こんなところでこんな時間まで何してんだよ！早く帰ってくるって言ったじゃねえか！！｣
まってまってよ…
｢あ、誰？お前｣
『そんな言い方しないでよ！高校の先輩よ！』
｢お前今高３だろうか！｣
｢OB。って言ったらわかりやすいかな？笑｣
さすが先輩。余裕がある大人の対応だわ…って
｢あ！？｣
そんなこと思ってる場合じゃない！！
なんでこいつこんな怒ってんのよ！寂しいって言ったりこんなとこまで来たり、情緒不安定なの？！そうだセフン！あんた助けなさい…って、
｢ありがとうございましたー！｣
仕事に戻ってんじゃないわよー！なんなのよ！！さっき訳分からない絡みしてきたくせに！
｢てへ(口パク)｣
はぁぁぁぁ？！蹴り飛ばすわよ？！？！あんなうざいベロ出しウインクみたことないわよ！
あぁもう、訳が分からない。
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作者名：ないろん | 作成日時：2017年9月10日 18時
