世界一の馬鹿野郎 (ページ1)

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私の小言ページ1

『あ、は？？』

｢だからね～、明日からいとこの家にあんたを預けることにしたから｣

『なんで？』

｢仕事の都合でアメリカに行くことになったのよ～、ここ数年帰れないと思うし～、一人暮らしはさせたくないからぁ～、ね？｣

『いや、ね？じゃなくて。それなら一人暮らしがいいんだけど』

嫌だ嫌だいとこの家なんてまっぴらごめん

『とにかく、嫌だから。』

ﾊﾞﾀｯ

ちょっと反抗期みたいなことしちゃったけど本気で本気で嫌すぎる！！！！！！

あー蘇ってくる過去のいやーーーーーな記憶

それは小3の頃
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｢お前セフンのこと好きなの？｣

『え！？ちがうよ、好きとかじゃなくてそんなんじゃなくて、その、、』

｢やっぱ好きなんだな！｣

『違うって！』

｢俺がてつだってやろうか？笑｣

セフンと仲よかったそいつは、今思うと虫唾が走るぐらいの満面の笑みだった

その翌日。

｢A、ごめん。｣

え？

｢僕すきなひとがいるんだ｣

今思うと真面目には？って感じよね。何故かクラス中にも、私がセフンのこと好きだってことが広がってやがるの。

『あ、そうなんだ…ごめんね。これからも友達でいてくれる？』

この言葉を言った私の顔は見れたもんじゃなかったと思う。

｢もちろん！｣

でも、あぁよかった。向こうは私の気持ちを知っていながらも仲良くしてくれるんだと正直嬉しかった。

でもそれから数日。

それは靴箱で聞こえた話し声。

｢いやー、無いわ笑あいつバカだし。釣り合わねえよ｣

｢さすが！言うね～セフン爆笑｣

いや、ほんとには？だよね

もうやばい思い出したらイライラしてきた

セフンとあいつはグルだった。クラスの友達もなぜか私からだんだんと離れていった。