CHAPTER３：夢見 - You side - ページ10
エーミールは丁寧に
噛み跡ひとつひとつを消毒していく
優しい手つきに
思わず擦り寄ってしまいそうだ
「急にこんな所に連れて行かれて
こんなことされて、怖かったでしょう」
ふと、額にキスをされる
不思議と嫌では無かった
むしろ、もう少しだけ
こうやって
安心させて欲しいとさえ思う
…が、
彼も俺を買った一人
そこが引っかかって
なんとか正気を保つ
甘い声も、優しい目も
俺を騙すためだとしたら？
「………はあ、」
睨むような視線を送ると
彼は諦めたような
大きなため息を着いた
「ここまでしても堕ちそうにないですね。
案外コロッと行くかと思ったんですけど」
まぁ、いいか
言ってることは恐ろしいが
手当をする手つきは変わらず優しい
「私は他の皆さんよりも優しいですよ。
貴方が反抗的な態度を取らない限りは」
もう一度された額のキスは
先程とは違う感覚がした
先程の安心するようなキスではなく
支配されそうな、恐ろしくてたまらない口付け
「…それを頭に入れて、生活してください。
私はいつでも待っていますよ」
夢を見ているような目に
寒気を感じる
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みどやつ - 好きやぁ… (2月11日 6時) (
レス) @page15 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - 通りすがりの一般人さん» 通りすがりの一般人さん、コメントありがとうございます！出会えてとても嬉しいです😆まだまだお楽しみいただけたら幸いです！ (12月15日 21時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - そこらへんの草さん» そこらへんの草さん、コメントありがとうございます！これからも妄想の高みを目指して頑張りますね！ (12月15日 21時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 寝れなくて占ツク徘徊してたら神作品を見つけてしまった、、、とりあえず神棚に飾っときますね(?) (12月4日 1時) (レス) @page10 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - ワァ…ァ何だこの作品、、最高すぎるだろ、、。更新頑張ってください！ (12月3日 22時) (レス) @page10 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シバき犬 | 作成日時：2023年11月30日 21時
