CHAPTER２：手中 - You side - ページ9
気付かなかった
肌触りの良い布で
顔を優しく拭われる
「邪魔すんなエーミール。そういう��約束��やろ」
「仕事を疎かにしていいとは言ってないですけどね」
クリーム色の男は
エーミールと言うらしい
混濁した頭で覚えられそうにないが
「こんなにされて…怖かったでしょう」
恐怖と混乱で入り交じったこの城で
彼の優しさは天使のよう
「おま…っ」
何か言いたげに
しかし引っかかる部分があるのか
コネシマは口を閉じる
「手当をします。
コネシマさんは先に行っててください。
私は──────」
医務室に行こうかと
あの時見た影のある笑顔
気の抜けた俺には知る由もない
「……分かった」
優しく握られた手に
自分の命がかかっている事も
「怖かったでしょう。痛かったでしょう」
抱きしめられ、背を撫でられるこの行為に
胸を撫で下ろすことでさえ
彼の罠にかかった兎だという事も
CHAPTER３：夢見 - You side -→←CHAPTER２：噛跡 - knsm side -
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みどやつ - 好きやぁ… (2月11日 6時) (
レス) @page15 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - 通りすがりの一般人さん» 通りすがりの一般人さん、コメントありがとうございます！出会えてとても嬉しいです😆まだまだお楽しみいただけたら幸いです！ (12月15日 21時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - そこらへんの草さん» そこらへんの草さん、コメントありがとうございます！これからも妄想の高みを目指して頑張りますね！ (12月15日 21時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 寝れなくて占ツク徘徊してたら神作品を見つけてしまった、、、とりあえず神棚に飾っときますね(?) (12月4日 1時) (レス) @page10 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - ワァ…ァ何だこの作品、、最高すぎるだろ、、。更新頑張ってください！ (12月3日 22時) (レス) @page10 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シバき犬 | 作成日時：2023年11月30日 21時
