CHAPTER８：正体 - ??? side - ページ29
ほろりと剥がれる化けの皮
「…A君をどこにやったの」
不思議と冷静だった
もっと、慌てるかと思っていたけれど
我ながら落ち着いた性格らしい
『Aで良いですよ。
僕の時は呼び捨てで構いませんから』
胸に手を当てる
中にいる彼は慌てていて
息絶え絶えに呼吸をしていたので
人工呼吸でもするかのように
ゆっくりと深呼吸をした
『このことを知っているのは、貴方ともう一人です。
あまり知られたくないので、内密にしていただけると助かります』
「案外すんなり教えてくれるんだね。警戒しちゃうな」
理解者が増えることに越したことはない
ただ、あまり多く作りたくないだけである
少しでも孤独に死ねたら
本望だと彼は話した
『まず、A君は前国王の実子ではありませんでした。』
いつの間にか夕日が差して
輪郭を曖昧にしてゆく
存在を隠すように
ゆらゆらと
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アイホートの雛 - ｱ…（絶命）墓の建設は頼みました…神作品見つけちゃったよ、どうしよう。死ぬ (12月4日 14時) (
レス) @page24 id: 4305638c84 (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - うわ好き(絶命寸前)めちゃめちゃ好きな作品みっけたわ。更新頑張ってください！ (12月3日 22時) (レス) id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - きれいな五百円さん» きれいな五百円さん、コメントありがとうございます！頑張って更新します！ (12月3日 20時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
きれいな五百円(プロフ) - 好きです！！更新頑張ってください (12月3日 8時) (レス) @page19 id: ccc64cf854 (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - はなまるさんかくさん» はなまるさんかくさん、ありがとうございます！頑張ります！ (12月1日 20時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シバき犬 | 作成日時：2023年11月29日 7時
