CHAPTER１：不敬 - side You - ページ3
緑のパーカーを着た青年はゾムと名乗った
拍子抜けしたと身体から降りて
そこら辺にあったお菓子を貪る
「悪いことは言わん。国王辞めろ」
『もう悪いことなんですけどね…』
ふん、と鼻を鳴らし
いつの間にかお祝いのどでかいケーキでさえ
ぱくりと頬張る
どうやら遠慮という文字を知らないらしい
別に、甘いものは気分ではなかったし
止める気もさらさらないのだが
そこまで遠慮がないと少し引いてしまう自分もいる
まるで国王として認識されていないみたいに
「グルッペンに任せた方がええんちゃう？
まあ、その為にお前のこと襲ったんやけど」
『グルッペンさん…ですか』
グルッペン･フューラー
この国の総統であり
軍の指揮や実力は折り紙付き
亡くなってしまった父に代わって
しばらくの間政権を担ってもらっていた
「はっきり言って任せられんわ。信用ない」
『っ、』
さすがの僕も
黙っていられなかった
そこがまだまだ子供らしいのだが
歯止めが聞かず、反抗してしまう
力で勝てるわけが無いのに
『力でしか押さえつけられない脳筋もバカだと思います！』
「ほーん？言うやんこのガキ」
目の奥が、笑っていなかった
「いつでも襲えるんやで。お前なんか。
せいぜい死なんように護衛に頼るんやな」
そして僕の
アブナイ国王生活が幕を開けた
CHAPTER２：暗殺 - side You -→←CHAPTER１：国王 - side You -
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アイホートの雛 - ｱ…（絶命）墓の建設は頼みました…神作品見つけちゃったよ、どうしよう。死ぬ (12月4日 14時) (
レス) @page24 id: 4305638c84 (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - うわ好き(絶命寸前)めちゃめちゃ好きな作品みっけたわ。更新頑張ってください！ (12月3日 22時) (レス) id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - きれいな五百円さん» きれいな五百円さん、コメントありがとうございます！頑張って更新します！ (12月3日 20時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
きれいな五百円(プロフ) - 好きです！！更新頑張ってください (12月3日 8時) (レス) @page19 id: ccc64cf854 (このIDを非表示/違反報告)
シバき犬(プロフ) - はなまるさんかくさん» はなまるさんかくさん、ありがとうございます！頑張ります！ (12月1日 20時) (レス) id: 9f1e1013fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シバき犬 | 作成日時：2023年11月29日 7時
