2人目:グエナ ページ3
薫side
?「なんだ?霊夢誰か来たのか?」
社の中から声がして出てきたのは男の人だった。黒と灰色のメッシュが目立っていた。けどその頭と腰から下には普通人にはないものがあった。
それは、メッシュと同じ色をした動物の耳と尻尾だった。
霊「ああ、ちょうどいいタイミングね…グエナ、彼女は薫
あんたと同じ様に外から来た子よ」
グ「こいつも?」
グエナと言われた男の人は僕を見た。綺麗な赤い目だった。
薫「えっと、薫っていいますグエナさん、よろしくお願いします」
グ「ああ、まあよろしくな薫…あと俺に"さん"はいらねえよ、後敬語も…なんかむず痒くって、悪いな」
少しはにかみながら歯を見せて笑った。
薫「じゃあ、よろしくグエナ」
グ「おう、よろしくな薫」
?「おーい霊夢!グエナー!」
そこへまた1人やって来た。ほうきにに跨り黒と白の服、鍔が広く先が細い帽子はまるで魔法使いみたいだった。
?「遊びに来たぜー!って…お前見ない顔だなもしかして」
霊「その"もしかして"よ魔理沙、この子は薫」
薫「はじめまして」
「私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ、よろしくな薫!」
本当に魔法使いだった…。ていうか普通の魔法使いって。
僕からしたら魔法使いは普通じゃないよ。
霊「そういえば薫、言っておくけどここは妖怪やら吸血鬼やら大抵なんでもいるからそこんとこよろしく」
………なんか、なんか僕。
薫「すごい所来ちゃった…」
グ「まあそうなるよな、俺も聞いた時マジかって思ったよ」
苦笑いしながらグエナも同感してた。
魔「つうか霊夢、紫は来たのかよ?」
霊「ううん、まだよ」
薫「紫?」
グ「
グエナが言うにはここは幻想郷の他に『極楽郷』、『神界』、『悪魔界』とある。それぞれに管理する人がいてここ幻想郷の管理者が八雲紫さん。
霊「多分そろそろ来ると思うわ」
紫「ふふ、相変わらず鋭いわね霊夢」
空間に不思議な空間が現れてその中から綺麗な金色の髪の日傘をさした女の人が出てきた。
「驚かしてごめんなさい、そして初めまして来栖薫、私は八雲紫ここ幻想郷の管理人をしています」
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作者名:ふーちゃん | 作成日時:2023年5月21日 21時