* 社内シェアハウス * 2 Fin (ページ18)

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樹「なぁ～。」

「ん～？」

樹「キスしよ？」

トマトを切る手を止めてキスをしてきた

角度をかえて何回もした

今までの時間を埋めるように

樹「やべぇ。止まんねぇ。」

おでこをくっつけて微笑む樹くん

「好き…」

樹「俺も好き。」

キスをする… その時

ピンポーン

ふと我に返る

「行くね？」

樹「俺も行く。」

手を繋いで一緒に行くと

門「…」

さゆなさんだった

樹「何しに来たんだよ。」

樹くんは自分の背中に私を隠した

怖くて、またとられるんじゃないかと思って樹くんの服を力いっぱい握りしめた

門「あの…」

俯いていつもと違うさゆなさん

？「どうも。こんばんわ。」

樹くんの背中から声の主をみると

「あ… 京本社長。」

大「この度は大変ご迷惑をおかけしました。」

あの社長が深々と頭を下げている

樹「別に…」

大「話がしたいんだ。君達と… 安井。」

「安井くん…？」

大「あぁ。いいかな？」

樹「いや、後日でもいいですか？今日はアイツらも酒入ってるんで。」

大「構わない。じゃあ、明日の夜7時にこのホテルに来てくれ。」

それだけを告げ、京本社長達は帰っていった

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