# J ページ2
大丈夫なのかよ。Aちゃん。
給湯室にフラフラ入ってくのをみてため息が漏れた
高「樹。ちょっといいか?」
昼休み、高地と屋上で昼飯を食べながら話すことに
高「聞かせて。あの女のこと。」
缶コーヒーを片手に眩しそうに見てくる高地
「それが目的かよ…」
高「当たりめぇだろ。」
「さゆなはただの元カノ。それだけ。」
高「おちょくんのもいい加減にしろ。」
「… さゆなとは高校ん時付き合ってた。 愛された事
ない俺は、なんでもしてやってた。金だっていく
らでも払ったし、身も削った。 でも、さゆなの
目的は俺じゃなくて安井くんだったんだ。」
高「安井さん…?」
「俺はただのパイプに過ぎなかった。 籍いれて
ねぇけど、二人の間には子供がいんだよ。
また、俺をパイプにしてる。協力しろって脅さ
れて…」
ぽつりぽつりと話すことを親身に聞いてくれる高地
「最初は断った。 Aちゃんもいるし、できな
いって。そしたら、協力しなかったら、Aを…
壊すって… 俺、弱いから… 何も出来なくて…」
高「樹…」
背中をさすってくれた高地
こんな所見られてたって、聞かれてたなんて思わねぇじゃん…
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すー - 感動しました!続編が見てみたいです! (2019年1月14日 10時) (レス) id: 55a1e1089b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 感動。・゜・(ノД`)・゜・。 (2017年5月23日 16時) (レス) id: 9b29f9a6ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:聖夜 | 作成日時:2017年3月22日 22時