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⬠第3話⬠ ページ4











「…A??」


『わ!!な、凪先輩??』


「そ、Aの凪先輩です」


『めちゃめちゃびっくりしました〜』








ところ変わって広いこの伍号棟の廊下。

突き当たりのところで体育座りして眠っていたのは凪 誠士郎。御影と同じくチームVの天才児である。


A曲がろうとするとぱちっと目を覚まして声をかけた。全く気づいていなかったAからしてみては恐怖であった。








『御影先輩なら部屋にいましたよ、?』


「んーん今はレオじゃなくてAがいい」


『え』








そう言ってバックハグをかます凪に固まるA。

しかしこれは何を言っても変わらなそうだったのでAは思考を放棄した。いやダメだろ。でもこういう子なのだ。








「Aはさ、好きな人とかいないの?」


『ぜんぜん、?』


「ぷふっなんで疑問形?」


『なんとなく、?』


「やっぱ面白いねA。でも、モテるでしょ」


『モテる…?』






突如始まった恋愛トーク。一番興味なさそうな凪の口から好きな人という単語が出て恋愛の神様もびっくりだろう。
しかしAと話す凪の姿はすごくイキイキしてる。全くめんどくさくなさそうだ。


Aはモテる…??と頭の中で思考を開始した。その思考をこの状況への疑問へと持って行って欲しいものだが。
最も、このふたりのモテるの定義は全くもって違う。まず性別が違うんだもん。同じはずない。








「俺さ、Aだけは誰にも取られたくない」


『なる、ほど、?』


「Aよりも面倒くさくない相手なんてこの先いないと思う。レオももちろんだけど、Aは別の意味で大好き」


『うれしいです、?』


「結ばれるのは無理でも、一応言っておきたくて」







凪の言ってることが理解出来ず、再びAは思考を放棄した。この子思考放棄しがちなんです。
というかあまり普段そんなに頭をぐるぐる回さないので、慣れにくいものである。








「あ、凪居た!!!!」


「レオ」


『あ、御影先輩ですね、!』


「お、Aもいたのかさっきぶりだな!てか凪!Aいるなら教えろよ!!」


「めんどくさい」


「この野郎!」








聞き覚えの声がして振り返ると、そこには先程もあった御影の姿が。
Aの姿を見て分かりやすく目を輝かせるが、同時に凪へとジト目を向ける。





「「(凪/レオには負けない絶対)」」







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みるく(プロフ) - 待って最高です。更新頑張ってくださいいつまでも待ってます。 (2022年12月19日 21時) (レス) @page3 id: edb1aa695d (このIDを非表示/違反報告)
推しが命(プロフ) - 何これー!!!ニマニマしちゃうんだけどー!!!!可愛すぎる!!! (2022年12月14日 14時) (レス) @page3 id: 93d57c8cdc (このIDを非表示/違反報告)
みどりのかんずめ(プロフ) - か、かわいい…!とおとい! (2022年12月9日 18時) (レス) @page3 id: 1724a6f175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘびとかげ | 作成日時:2022年11月28日 19時

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