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______海軍の朝は早い
特に本部の海兵となれば、激務への列車は急発進する。
「はぁ……」
海軍の中で現在最も仕事が多いのはこの男、元帥センゴク。
実戦が少ない代わりに書類仕事が誰よりも多いのが元帥の仕事だ。
彼はある大量の報告書を一枚一枚手に乗りながら目を通す度、大きなため息を吐き頭を抱えるのだった。
「どうしてこうもこの件だけ進まないのだ！！」
彼が持っている報告書の表紙には��Aについて��と記載されている。
A______
性別女。その他不明。強いて言えば分かっているのはその顔がとても危険だということだけ。
事の発端は約2ヶ月前、グランドラインのとある小さな町で住人や旅人、海兵までもが気絶して見つかった事件が原因だった。
最初はこの報告に驚いたものだが、死者はゼロ。本当に気絶していただけで外傷も見当たらない。
さらに不可解だったのが、海兵を含め気絶から目覚めたものは「あれこそが、国宝だったのだ……」と物憂げに空を見つめながら語るのだ。全員がだ。軽くカオスを超えているだろう。
詳しく聞けば、突然町に訪れた旅人が仕掛けたものだと言うでは無いか。
______危険な悪魔の実の能力者か？？また海賊か？
そんな考えは早々にお空の彼方へとぶっ飛んでいくことになる。
「Aさま！！あの方こそが神だったのです！！！」
「俺は決めたんです、あの人のために生きると…！！！」
もとから海賊が停滞していたあの町。救世主でも現れたというのか？いやそれにしても忠誠心が深すぎる。
しかも彼がが言うあの方とはAと名乗る小さな少女、らしい。
この時点で海軍は調査に入った。海軍に敵対する危険要素のあるものならば早急に対処せねばと。少女は別に逃げるつもりもないらしく、となるとログポースの経路を辿れば大体行き着くところもわかるわけで、何人もの海兵を送ったのだが______
【まじ国宝】
【一生拝む】
【この人生に一遍の悔いなし】
報告書はこんなものばかり。しかも送った海兵は絶対に1回は気絶して帰ってくるのだ。ここまで来ると不可解。
写真を撮ろうと、今度はカメラも持たせたのだが、何故かでんでん虫まで目がハートになっていて故障していた。
そして最後の報告書に目を通す。
【孫にしたい】
「ガァァァァプゥゥゥゥ！！！」
海軍本部内に叫び声がこだました。
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セツレ - もうすでに最高です。主様のペースで構いません。なのでどうか私に更新をお与えください！！！！ (11月24日 19時) (
レス) id: 4d79e86be8 (このIDを非表示/違反報告)
なーしぃ - ホントに凄い好きです！更新頑張ってください！ (2023年1月30日 17時) (レス) id: 07408e2e08 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 題名だけでも神作品だと。内容も面白そうな予感しかないです。更新お待ちしておりますが、作者様のペースで構いませんので、無理はなさらず。応援しております。 (2023年1月22日 10時) (レス) @page4 id: 7ea10a2b10 (このIDを非表示/違反報告)
ra so(プロフ) - すっっごい好きです❗️超満足感があります。。三話だけなのに十話くらい読んだ気分です‼️更新楽しみにしてます (2023年1月17日 21時) (レス) id: 9d33268225 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういうガッツリな感じ好きです。 更新楽しみにしてます‼️ (2022年11月30日 22時) (レス) @page3 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヘびとかげ | 作成日時：2022年11月5日 16時
