白鳥沢にマネージャーできたんだってよ

受け入れてくれる人 ページ16

６：００ 起床

６：３０ 登校

６：４５ 体育館到着



それから、昨日獅音さんと一緒に干したタオルの回収＆整頓

そして、スポドリ作り



しばらくやっていて気がつけば７：１５分になっていた


朝練は７：２０からなので急いでそれを体育館の入口に運ぶ

途中で山形さんとあって、運ぶのを手伝ってもらった




『すみません、私の仕事なのに』


山「いや、俺達のことだしな、困ったらいつでもいえよな」



『…はい』



山「頼りにしてるぞ」





そう言って笑ってくれた山形さんにどんな反応をしていいのか分からなくて目をそらす



体育館に着くともうほとんど準備は終わっててあとはネット貼りだった





手伝おうと思ったけど結構人がいるので後にして、ボール運びをすることにした




牛「これから部活動を始める
お願いします！」


「「「お願いしャーす！」」」





おお、勢いがすごい

そんなことを思いながら練習に取り掛かる部員達を見る


最初はサーブとレシーブ練習のようだ




とりあえず、ボール拾いをする




五「Aさーん！見ててくださーい！」



そう言って手を振ってくる五色に目を向ける

この子初めから思ってたけどなかなかがっついてるな〜




五「…っふ…あぁぁぁぁ！！」



緊張したのかボールはかなり上の方を飛び弧を描いて床に落ちる





五「…なんかなぁ」


『…五色、どうかした？』


五「なんか違和感があるような…」


『……動画撮ってあげようか？』


五「えっ…いいんですか！？」


『…改善点は分かんないけどそれでいいんなら』





そう言うと目を輝かせて喜ぶ五色を横目に見ながらカメラの用意をする


準備OKと言ってから五色が打つのをゆっくりと待つ





五「どうでしたか！？」


『…うん、撮れたよ…大分上手く』





そう言って見せると五色はごにょごにょ独り言みたいなことを言ってから「ありがとうございました！」と言って練習に戻った





天「マネージャーやってるネ！Aチャン！」



『マネージャーなったんで』



天「これからもヨロシクね！」






そう笑って言ってくれる天童さんに微笑む
そうだよね、受け入れてくれる人もいるんだ


私ももっと頑張らなきゃ






『…こちらこそ』



にっと笑った天童さんに心が安らいだ

落ち込んでいる→←お母さんみたい

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