ストロベリヰ #04 ページ5
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ちょうど髪を結い終え
友人に「 行っておいで 」と背中を押される
扉に近づきながら声をかけた
「 な、何の教科書？ 」
「 科学 」
「 分かった､ 待ってて 」
自分の机に戻り中から教科書を探す
ソレを持って再び二口に近づいた
「 はい、コレ 」
「 ん､ ありがと 」
「 ぽん 」と手を乗せられ一撫される
キュッと心臓がしまったみたいで
そうかと思えば鼓動が早くなる
「 なんか.... お前 」
「 な､ なに？ 」
「 いつもと違う､､ な 」
「 目元とか 」
顔をのぞき込まれ
合わせないようにしていた目が合った
目が合えば「 ニッ 」と悪戯な笑みを浮かべ
「 なんか....、可愛くなったな 」
そう言った。
「 か、かわ....ッ、 」
まさかそんな言葉が
彼の口から聞けるなんて思っていなかった私は
自分でもわかるほど顔を赤くした。
そしてそれを隠すように
少しだけ俯きながら教科書を押し当て
「 は、早く戻れば？ 」
なんて、可愛くないことを言ってしまった
「 ありがとな、教科書
じゃあ俺戻るわ 」
自分の口調に
少し後悔
＊＊＊
二口「 .......ッ....あれはやべぇ､ くそ可愛い 」
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べあ(プロフ) - ゃぇさん» 私得な設定ww (2017年3月7日 21時) (
レス) id: 859f226231 (このIDを非表示/違反報告)
ゃぇ(プロフ) - ふううたぁぁぁくちいぃぃぃぃ！！！！かっこいい！！そして飛雄ちゃんがいとこの設定も最高っす… (2017年3月7日 21時) (レス) id: 900978b483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べあ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年3月5日 22時
