芥川くんにお世話される係

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『七瀬でーす』




名前をいえば黒服は銃を下ろし部屋に入れてくれた



部屋の中にいる人は首領



のはずなんだけど....




鴎外「エリスちゃ〜ん、これ、これ着てよ〜」


エリス「いやッ！」




『..........』






おかしいな、


部屋間違えたかな




──────




椅子に座り机に肘をついた首領

お母さんに「肘をつくな」って言われなかったんだろうか


書類を両手に持ってそんな事を考えていると首領が口を開いた




鴎外「君は何も見ていない、いいね？」


『や、別に首領のロリコンは今に始まったことじゃないですよね』


鴎外「....君は度胸あるね」


『ありがとうございます』


鴎外「うん。褒めてないよ
それで？何の用だい？」


『書類です』


鴎外「君がこれを？」


『疑ってます？ちゃんと私の字ですよ』


鴎外「君の字は久しく見ていないからね」



書類を渡せば軽く目を通す首領



サッと読んでサッとしまった

おい、それは私の努力の結晶だぞ
もう少し重みを感じてくれても、、


なんて言えないし、お口ミッフィーちゃんだし



鴎外「矢張り芥川くんを君のお世話係りにして正解だったよ」


『彼を解雇させないでくださいね
こき使わせてもらいますので』


鴎外「それは私が彼に恨まれるね」



いえいえ、私が恨まれますよ

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