芥川くんにお世話される係

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『真に受けるぞ？』


芥川「受ければ良い」


『取り消しとか受け付けないけど？』


芥川「そんなもの必要ない」


『.......ッッ
だめだ、恥ずかしい！ちょっと部屋出てきて』



いつの間にか悪食ちゃんは消えていたので
ヤツの両肩を手で押し
距離をとる



芥川「遅くなってもいい
僕(やつがれ)は貴様の口から本心が聞きたい」




恥ずかしいから距離をとったってのに
手をギュッと掴み顔を少し近づけそう言ってきた



『分かった、分かったから離して、無理
私の思考回路ショート寸前やばい』



芥川の背中を押し、部屋から出して扉の鍵を閉めた

ズルズルとその場に座りこめば静まった部屋に私の心臓の音が響いてるような気がした



これは____



『中原さんに連絡だ....』




────────




中原「いいじゃねェか、付き合えよ」


『軽々しくそんなこと口にするんじゃありません！』


中原「心臓の音が響いてたんだろ？
恋が始まってんだよ、くっつけ」


『吊り橋効果とかあるでしょう？！』


中原「芥川以外に何にドキドキしてんだよ手前は」


『.......悪食ちゃん....？』


中原「羅生門には世話になってるだろ」


『はい、それはもう....
いつも私の体を運んでいただき感謝しか....』


中原「じゃあプロポーズしてこい」


『頓珍漢ですね』

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