episode 139 ページ7
それから一週間くらいが経った。
毎日変わらぬ日々を過している。
でも今日は…
ハ「Aー！エース！久しぶり！」
「ハルター！久しぶりだね、元気にしてた？」
ハルタがうちの酒屋に遊びに来てくれた。
半年ぶりくらいに会うハルタは、前と変わらなくて、なんだか安心する。
たまにこうして、仲間の皆が遊びに来てくれたりするんだよね。
ハ「元気元気。エースとAは？仲良くしてる？♡」
エ「またお前はそうやって…！！」
「あはは…ハルタなにか頼む？」
ハ「じゃあお酒一杯貰おうかな。」
エースはお酒を準備し出す。
お酒は基本的にエースが担当してて、料理を私が担当してる感じ。
ハ「どう？マルコとか元気にしてる？」
エ「超元気にしてるぜ、あいつ。」
「マルコさん呼んでこよっか？」
ハ「え、いいの？じゃあお願いしようかな」
私はお店の外を出て、マルコさんの診療所まで向かう。
そういえば、あれ以来初めて会うかも…
少しドキドキしながら向かうと、たまたまマルコさんは診療所の扉の外にいた。
「あ、マルコさん！」
マ「おう、A。どうした」
「今日ね、ハルタがうちの酒屋に来てるから…マルコさんも来ないかなと思って。」
マルコさんはそういうと、優しく笑う。
マ「そうか、じゃあもう少ししたら行くよい。待っててくれと伝えてくれるか？」
「うん！わかった！じゃあまたあとでね。」
マ「おう。」
私はマルコさんの診療所を後にして、また酒屋へと歩き出す。
その最中…街の人に、何人か声かけられた。
『あ、Aちゃん！さっき見たことない人がAちゃんのこと探してたよ〜』
『Aちゃーん！誰か知り合い来てるみたいだよ！』
『Aちゃん、麦わら帽子の男の子…知り合いかい？』
麦わら帽子。
それで私は、私を探している人に思い当たる人がいた。
店の近くに戻ると、その後ろ姿を見つける。
「ルフィさん！」
ル「おー！お前！どこかと思って探したぞ！」
「ごめんなさい、今店空けてて…。来てくれて、ありがとう。」
私は、ルフィさんに深々とお辞儀をした。
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椿(プロフ) - 初コメ失礼します。目元を真っ赤にして最後まで読ませていただきました…。大変感動しました！感動をありがとうございます。 (3月28日 14時) (
レス) @page30 id: 55a1978a33 (このIDを非表示/違反報告)
FUMori(プロフ) - ありがとうございます。本当に楽しませてもらったというか、感動しました！ (2022年10月10日 23時) (レス) @page30 id: f25375ba20 (このIDを非表示/違反報告)
えど(プロフ) - とっても感動しましたっ。。本当にありがとうございました！ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 1af688c46c (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 初コメント失礼します。涙が止まりませんでした。 (2020年6月10日 3時) (レス) id: 214545ce44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま(タピ犬) - 完結おめでとう！！ずっと泣いてました！これからも頑張ってね！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてこ
| 作成日時：2019年8月24日 15時
