episode 150 ページ18
「えっもう明日行っちゃうんですね！」
サ「あんまり長居は出来ねぇからなぁ…ログ溜まっちまうし。」
「そっか…」
ご飯を食べ終わって皆で喋っていると、
皆は、明日の夜発つらしい。
ちょっと寂しいな…
でも長居してたらそれこそ、この島にエースがいることバレちゃうもんね。
仕方ないか…。
エ「…なぁルフィ」
ル「んぁ？」
ご飯を食べたあとなのにおやつを食べるルフィさん。
エースはいつもより少し真剣な口調で、そんなルフィさんを呼んだ。
顔は笑ってるけど…
2人で話すかな？と思って私が席を立とうとしたとき。
エ「お前をここに呼んだのは、ひとつ頼みがあってな」
頼み…？
そんなの、聞いたことなかったな…。
ただ会いたい、ってそれだけしか言ってなかったから。
なんだろう？
ル「頼み？」
ルフィさんはゴクン、と口に入っていた物を飲み込み、エースさんの話を聞く。
とりあえず私はいない方がいいかな…と、今度こそ立ち上がった。
するとエースは、私の背中をトン、とルフィさんの方に押す。
エ「こいつを海に連れてって欲しいんだ」
「……っ、え？」
私を、海に？
どういうこと…？
ル「別にいいぞ」
「…ちょ、ちょっと待ってよ…っ！私、そんなこと聞いてな…っ、」
エ「初めて言ったからな」
初めて言ったとかどうとかじゃなくて…！
なんで？
どうして？
私が海に出るなんて…どういうこと？
私はよくわからなくて、頭の中がパニックになる。
エースの傍にしゃがみこんで、エースの顔を見上げるけど…
いつもの笑顔だ。
「…説明、してよ…。」
突然言われたって、わかんないよ…。
エースと離れるなんて…そんなの出来るわけない。
もう二度と離れたくない、って…
思ってたのは私だけなの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 776人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
椿(プロフ) - 初コメ失礼します。目元を真っ赤にして最後まで読ませていただきました…。大変感動しました！感動をありがとうございます。 (3月28日 14時) (
レス) @page30 id: 55a1978a33 (このIDを非表示/違反報告)
FUMori(プロフ) - ありがとうございます。本当に楽しませてもらったというか、感動しました！ (2022年10月10日 23時) (レス) @page30 id: f25375ba20 (このIDを非表示/違反報告)
えど(プロフ) - とっても感動しましたっ。。本当にありがとうございました！ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 1af688c46c (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 初コメント失礼します。涙が止まりませんでした。 (2020年6月10日 3時) (レス) id: 214545ce44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま(タピ犬) - 完結おめでとう！！ずっと泣いてました！これからも頑張ってね！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽてこ
| 作成日時：2019年8月24日 15時
