バイオレットフィズ【ロロノア・ゾロ】 (ページ6)

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ナ「じゃ、うちの仲間紹介しましょ！甲板行ける？」

「はい、大丈夫です…！」

ナミさんについて甲板に行くと、先程と何も変わりない雰囲気。

とても…私の想像してる海賊とはかけ離れてる。

ナミさんは甲板につくなり、麦わら帽子の男の子に話しかける。

ナ「ルフィ、しばらくこの子この船に置いてもいい？身寄りがないらしいのよ」

ル「ん？いいぞ別に」

この子…さっきナチュラルにうんこ出るのかって聞いたきた子だ…。

ちょっと不思議な雰囲気を纏った子だけど、すごくいい人そう…。

ル「俺ァモンキー・D・ルフィ！海賊王になる男だ！」

「か、海賊王…」

ナ「ほら皆も自己紹介して！」

ナミさんの一言で私の周りに集まってくると、一人一人自己紹介をしてくれる。

ウ「俺は狙撃手のウソップだ！キャプテンウソップと呼びな！」

サ「俺はサンジ、この船のコックで…君のプリンスだよ♡」

チ「俺はトニートニー・チョッパー！医者だ！あとトナカイだからな！」

フ「俺は船大工のフランキーだ！ん～～スーパー！！」

ブ「私は音楽家を務めるブルックです。あ、パンツ見せていただけます…」

サ「やめろぉぉ！！！！」

ブルックさんは、サンジさんに飛び蹴りを食らう。

なんだか…ここの皆、すごく愉快な人達だな。

「私は、Aです。しばらくの間、お世話になります！」

ここでなら、頑張っていけるかも。

あ、でもそういえば…

さっき助けてくれた人はなんて言うんだろう？

ナ「ほらゾロ！！起きなさい！」

ゾ「…あ？なんだよ」

ナ「自己紹介！して！」

少し離れたところで寝ていたさっきの人。

ゾ「…ロロノア・ゾロだ。剣士。よろしく。」

「あ…はい…。」

あれ…なんかさっき、助けてくれた時はすごく優しい人だと思ったんだけど…。

身長の低い私を見下すその目は怖くて、なんだか今にも殺されてしまいそうだった。

…嫌われ、てる？

サ「おいくそマリモ、怖がらせんじゃねぇよ」

ゾ「…。」

ゾロさんは、サンジさんの声も無視してまた元の位置に戻ると寝てしまった。

サ「ごめんねAちゃん。あいつ悪気ねぇんだよ。」

「あっ、大丈夫です…全然！」

サンジさんが謝ってくれるけど、サンジさんも背高いな…。

てゆうか…

「皆さん…背高いんですね…。」

なんだか、周りを囲まれると威圧感…

きっと、皆に囲まれてる私は宇宙人みたいだろう。

あ、でも、皆から見たら宇宙人みたいなもんか…