バイオレットフィズ【ロロノア・ゾロ】 (ページ2)

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朝起きたら、

空を飛んでいた

なんてこと、ありますか？

「きゃぁぁぁぁ！！！！！」

正解は、あります。

目が覚めたら、空に浮いていた。

なんでかはわからないけど…てゆうかわかったら苦労しないけど…。

何故か髪の毛も服も出掛ける時に着るような服に変わってるし…

私…昨日、パジャマで寝たんだけどなぁ…。

もうでも、そんなことどうでもいいの。

誰か、助けてください。

「ど、どどどどうしよう…！！！下海だ…！！」

このままじゃあと1分もしない内に叩きつけられて死ぬ！！と思った時。

一隻の船が、ちょうど真下あたりを航行してる。

あれ…ちょっと待って人乗ってる…！

そりゃ船だもん、乗ってるよね…！？

もう頭はパニック。

でも、

「あ、危ない…！！！よけてぇぇぇぇ！！」

ル「んぁ？なんだあれ？人ぉ？？？」

ウ「なんだよルフィあれただの人じゃねぇか…って人ぉぉ！？なんでぇ！！？」

このままじゃ船に穴空いちゃうよ…！！

怪我させかねない…！！

避けてって言ってるのに聞いてないし！！

サ「はぁ？人が降ってくるわけ……ってえ！！？可愛い！！！天使が舞い降りた！！？」

ナ「ゾロ！！ほら起きてキャッチしなさい！！！！」

黄色の髪の人が船の甲板に出てきたところで、あと数メートル。

ゾ「んぁ？なんだよ起こすなよ…って、げ！？人！？」

「あ、危ない、あぶない…！！！きゃぁぁ！！！！！」

私はすごい勢いで船に落ちた。

…と思ったのに、

落ちたのは、分厚い胸筋の上。

…私、死んでない…？

ゾ「…いっ、てぇ…。おいお前！怪我してねぇか！？」

「えっ、！？あ…はい…」

その人は、私を抱きかかえたまま転んだだけで、大きな怪我はしてなかった。

それに、私に怪我の心配までしてくれる。

ナ「でかしたゾロ！ナイスよ！」

ゾ「ナミお前なぁ！ルフィとかの方がこいつにダメージなかっただろ！」

成人女性が1人、空から落ちてきて…

受け止めてくれて怪我一つしないイケメンと、

特段驚く様子もないこの人たちは…

誰…？