第9話 ページ10
…休日のような日も、何日も続くと暇だな…。
ここの島に来てから早1週間。
ここに海賊船がいくつも来てたのって本当なのかな…？
ってくらい、見廻りも欠かさずしてるのに、海賊1人見つからない。
そりゃ、いない方がいいんだけどさ？
暇な証拠に…私は昼食を食べる為に、BARに来ていた。
「はぁ…」
『なんだいお嬢ちゃん、飯不味いか…？』
「あっううん！すっごく美味しい！」
カウンターでオムライスを食べてるけど、ここのお店すっごく美味しい。
行きつけになっちゃうな…基地の場所からも近いし。
店主さんの感じもいいしね。
『お嬢ちゃん若いのに偉いねぇ、海兵さんだなんて。』
「あはは、そうでもないよ。私なんてまだまだなの！」
『じゃあ力付けるために沢山食べなきゃだな！』
「あ、おじさん私からお金巻き取ろうとしてる？」
あはは、と店主と笑っていると、ガタ、と隣に誰かが座る。
サ「…じいさん、オススメ出してくれねぇか」
『おう！当店自慢のハンバーグでいいか！』
サ「ん、それでいい。」
「え…サンジくん…！」
私が声を上げると、サンジくんは自分の口元に人差し指を当てて、
へら、と笑った。
サ「…シー、ね。」
あ、今の顔…
ちょっと好きかも、なんて。
…ダメダメ、相手は海賊。
「…なんでこの島にいるの？」
サ「ルフィが寄りてぇって言うからよ」
「ご飯屋さん、いっぱいあるもんね。」
サ「そうそう。」
サンジくんと話すの、あの電伝虫の日以来だから…少し緊張する。
サンジくんは…いつもと同じだけど。
サ「それより、Aちゃんもなんでここに居るんだ？」
「海賊の目撃情報があったの、あとこの島に基地作る予定だから…下見。」
サ「へぇ…それって、」
サンジくんが何かを言いかけた時、
『ほらよ兄ちゃん！ハンバーグ！』
店主さんがハンバーグを持ってきてくれる。
美味しそう…。
私もハンバーグにすればよかったな…なんて眺めてると、サンジくんは1口分切って、私の口元に差し出す。
サ「食べる？」
「…え？」
サ「ほら、口開けて〜あーん」
サンジくんに言われるがまま、私が口を開けると、ハンバーグが口の中に入る。
「…えっ、なにこれ美味しい…！！」
サ「はは、美味そうに食べるなぁ」
「だってこれ！美味しいよ！」
サ「…本当だ！うめぇな！」
2人で目をキラキラ輝かせた後に、
あ、関節キスだ…
なんて、ちょっと恥ずかしくなった。
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ぽ。(プロフ) - ばりお。さん» ばりおさん初めまして！コメントありがとうございます(^^)スモさんの方も読んでいただけたなんて…！ありがとうございます(;_;)ワクワクドキドキしながら読んでいただけたら幸いです！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします(^^) (2019年8月19日 13時) (
レス) id: 057c7595e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ。(プロフ) - ミナさん» ミナさん！こちらにもコメントありがとうございます(;_;)キュンキュンして頂けたようで幸いです！こんな作品ばかりですが、是非土に還らず次回作も読んでいただけると嬉しいです！(笑)これからもよろしくお願いします(^^) (2019年8月19日 13時) (レス) id: 057c7595e7 (このIDを非表示/違反報告)
ばりお。 - スモーカーさんのとこからきました！スモやん最推しなのでwこっちのお話も凄く楽しませてもらってます(о´∀`о) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 1a062a0ebf (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 早く読み終わっちゃいました。ああああああああぁぁぁこういうのも悪くないですね……いや！良すぎるんです…！！！！心臓がズキューンズキューンしていて持病こじらせて早死してしまいそうです！この先を妄想中です。私1回土に還ります。 (2019年8月19日 1時) (レス) id: 40552a2b29 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ。(プロフ) - tsukiさん» 初めまして！コメントありがとうございます。最高だなんて、嬉しい限りです…ありがとうございます(;_;)次回作のお相手様を悩んでいたところだったので、リクエスト有難いです…！御期待に添えるかどうかはわかりませんが…是非、次回作でもよろしくお願い致します！ (2019年8月19日 0時) (レス) id: 057c7595e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてこ
| 作成日時：2019年8月16日 17時
