浮気の疑惑がコノヤローな件について

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「うま！！おじちゃん豚バラ3人前追加で！！」

『あいよ！』



亜嵐「……お前は遠慮って言葉を知れぇえええ！！！！」



財布、、、オレの労働力で積もってきたお金ちゃん、、、オレのお金ちゃん、、、なんてバチきもいことを爪弄りながら拗ねる白濱は全力でダサい。

でもなんだかんだ許してくれるから

実は寛大、、、？


てか豚バラ上手すぎかよ塩とあいすぎかよ

うまうまっと朝青龍並みに口にかきこむ我を目の前のダサ男はため息混じりに見つめた。


亜嵐「意外とさっきのやつ、隼こたえてんじゃない？」


「さっきぃ？」


亜嵐「……お前無意識かよ、、、」



……おい。

おいおいおいなんだよその(この女終わってんな)みたいな視線はよぉ豚バラが腐るじゃねぇか


亜嵐「まぁあそこまで浮気されてよくお前も耐えたもんだな〜」


「いやほんとそれな」



なんで未だにあの浮気男が好きなのか自分でもよくわかんないし
なんならもうほんとに冷めたいのになんか隼みたらドキがムネムネするしさぁ


亜嵐「まぁお前がオレのこと好きなフリするの、やってみる価値は結構あるっぽいな」


「……そんな隼こたえてた？」



亜嵐「だいぶ」



隼、、、

それ聞いただけで胸の奥がぎゅって苦しくなるのは未だに私が隼に依存している証拠。

あ〜やっぱり一緒に食べてあげたらよかったかなぁ

なんか申し訳なくなってきた


亜嵐「……お前今隼に申し訳ないとか思ってんだろ」



「お前超能力者か？！」


亜嵐「わかり易すぎるわ！！足し算かけ算並みにわかりやすいわ！！！！」


え？！そんなに？！？！
そんな表情出てるわたし？！？！

豚バラ落とすところだったよ白濱クン！！！


亜嵐「とにかく、お前は申し訳ないとか全く思わなくていいから。全然悪くないから。てか仕返しみたいなもんだから。」


「お、おう」


めちゃめちゃ語るやん
めちゃめちゃやる気やん
牛タン焦げてるやん白濱食えよ


亜嵐「まぁオレに任せとけって！！1週間もすれば隼の方から謝りに来るんじゃね？」

「そんな短期間でくるもんかね」

亜嵐「くるくる」

今日の反応がその証拠！

とか言ってこっちにウィンクかましてくる白濱のお皿はいつの間にか焦げた牛タンだらけ。
食べんの？それ全部
てか食べきれんの？


亜嵐「……あぁ！！なんでこんな焦げたやつしかないの！！！お金もったいない！！！泣」


うわぁん！！と嘆きながら焦げ肉を、かきこむ白濱亜嵐(25)

超絶頼りないんだけど、

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