浮気の疑惑がコノヤローな件について

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玲於「え、嫉妬作戦もう終わり？」



「うん、隼が心底嫌だったらしくてね」



玲於「なんだよつまんねぇな」



亜嵐「まぁ、本音話し合えたのは大きな一歩じゃない？」



良かったじゃん！と肩に腕を組んでくこの男

暑苦しいなぁ、どけろよて思いながらもだるいので何も言わずに嫌な顔をする(言えよ)



「っお、」



隼「……ベタベタしないでって約束したでしょ」




突然後ろに二の腕ごとグイッと引っ張られたと思うとムスッとした顔のかわいいかわいい隼くん

すぐ側にある隼の耳に沢山ついたピアスのひんやりとしたゴツゴツ感がほっぺに軽く当たる



亜嵐「ハイハイ、すいませんね！」



いいよ！べつに！！
ほかのもっと胸でかくて細くて可愛い女の子に相手してもらうもん！！！とか言って子供みたいにいじけながら部屋を出ていった白濱後で潰す


悪かったね、貧乳で！！

悪かったね、ブスで！！！




隼「……オレの彼女のこと悪くいうなんていい度胸してるよね、亜嵐くん」



「(ぎゅん！！！)」




玲於「(散ればいいのに)」





ねぇ、？と顔を覗き込んでくる目の前の豚男はただの確信犯でしかない。

ああ、好き、好きすぎるぜ！！！ラブ！！！！




隼「ね、A一緒におひるごは、」



『隼くん！！！！』





何かを言いかけた隼目掛けていい匂いを振りまきながら恋した乙女の顔して走ってきたのは噂のちほちゃん(誰も噂してない)




『一緒にお昼ご飯たべよ？』


隼「え、あー、えっと」





少し(いやだいぶ)困ったような目で私をチラチラと見ながらも断れずにいるこのヘタレ男(急に悪口)

じっと隼の目を見つめ返すけどおどおどしているだけ


……その女の方がいいのかな

いやいや、昨日あんなこと言ってくれたんだからそんなことないはず！
だって私が1番って言ってたし？！？！(必死)




『……だめ、かな』



隼「う、う〜……」




こっちを睨みつけながら隼になおも追い打ちをかけるちほちゃん
あなた絶対性格悪いよね？！
私が言えることじゃないけど絶対悪いよね？！
私と同じ香りがするよ？！？！(黙)



でっかい肩幅をさらに上にあげて
どうしようって背中で語る隼にため息をひとつ


もう！！男だろ！！！




「ごめんね、ちほちゃん

今日は隼私とご飯食べる約束なの」



ぐいっと隼がさっき私にしたみたいにして隼の腕ごと引っぱって握りしめる

こんな可愛い純粋な金髪豚を渡してたまるか！！(気分変化激しい)


だって、昨日約束したもんね

努力するって約束したもんね！！(必死すぎ)

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