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隼「……A？」
バイバイ、と告げにきた隼が私の異変に気づく。
こっちくんなこっちくんなさっさ帰りやがれ
引っ込んめ！！と思う私の気持ちとは裏腹に1度出てきた涙は止まりそうにない
歯を食いしばって耐えるけど瞬きしたらこぼれ落ちそうだ。
いやまじ泣きたくねぇ
ここで泣いたらほんとに負けやん？
え？こいつなんで泣いてんの？は？？てこの鈍感浮気男の場合そうなるやん？
あぁぁぁぁ引っ込めぇなみだぁ！！！！
「な、なんでもないから、隼帰るんでしょ？じゃあね！！」
隼「じゃあねって、、、A」
「いや急に目にゴミがいたたた、、、っ？！」
右腕をぐいっとひかれたと思うとストン、と誰かの胸に収まる。
ふわっと優しく包んでくれるような匂いがしたけど、それは決して私の大好きな最低男の香りなんかじゃなくて
亜嵐「……わり、A待たせた」
隼「亜嵐くん、」
別に好きな人の香りじゃないのに
大好きな人に抱きしめられてる訳でもないのに
心の底がホッと温まった感じがして、耐えていたものがどっと溢れ出した。
離れたい、隼にこんな顔死んでまた生き返って生まれ変わっても見られたくない(どんだけだよ)
ギュッとその一心で亜嵐のスーツの裾を握りしめた。
亜嵐「……ほらお前昼食いすぎるからそうなるんだろ〜？外少し空気吸いに行くか？」
「おうよ」
亜嵐「(あれ？泣いてたよね？？)」
秒で変わるAちゃんの態度に困惑をうまく隠しながらも少しいやかなりドン引きする白濱亜嵐(25)
亜嵐「(いやなんでいちいち年齢言うわけ？嫌味かな？？)」
隼「え、A具合悪いの？大丈夫？」
「あ〜.........だいじょ」
亜嵐「Aのことはオレに任せて隼は隣のその女の子と仲良く帰りなぁ」
隼「え、でも」
亜嵐「だいじょぶだって！ほらほらオレ達も行くぞ〜」
そう言って自分の腕を私の腰にまわしてまるでレッドカーペットを歩くかのようにドヤ顔でクネクネと歩く白濱亜嵐(25)
亜嵐「だまれA(24)」
「はん、もう四捨五入30代のお前と一緒にされたかないわ」
亜嵐「……隼呼び戻すよ？」
「わぁ亜嵐くんわかぁいかっこいい〜！」
亜嵐「(こいつほんとに泣いてたのか、、、)」
コソコソとディスりあいながら歩いていく私と亜嵐の後ろ姿を
隼「……っ」
『は、はやとくん、』
隼が泣きながら見ていたなんて知りもしなかった。
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あみ(プロフ) - この話見てると面白くて思わず笑っちゃいます笑 これからも頑張ってください ！ (2019年3月12日 4時) (
レス) id: 181f7e4fbf (このIDを非表示/違反報告)
おっお - 面白いです！そして、推しﾀﾞｧｧｧｧ！ そしてまた、推しの中務氏ｷﾀｱｱｱｱｱ すいません！更新楽しみにしてます (2019年2月24日 9時) (レス) id: 2f79878434 (このIDを非表示/違反報告)
りんす(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます頑張ります！(；＿；) (2018年10月20日 10時) (レス) id: 46fc352a24 (このIDを非表示/違反報告)
せとか(プロフ) - こーゆーの待ってました！！ほんと面白いです！更新頑張ってください！ (2018年10月19日 6時) (レス) id: d5b5fdf331 (このIDを非表示/違反報告)
りんす(プロフ) - クローバーさん» 1日1話更新心がてます笑ありがとうございます！！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: 46fc352a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんす | 作成日時：2018年9月27日 17時
