検索窓
今日:165 hit、昨日:521 hit、合計:49,534 hit

_195 ページ29

.

you side



_『A、すぐタオル持ってくるから隠れてときな』

『え、待ってよオンニ』


さて。どうしたものか

とはいえ変に身動きはとらないべきだなとお手洗い前で人がチラホラと多いけど待機することにした

手持ち無沙汰で俯いていたら、誰かがこちらにやって来る


MG『お、Aじゃん』

『おー、インガMCのミンギュニム』

MG『なんだよそれ〜』


今日は音楽番組の出演で、タイトなタイムスケジュールななかとんでもないハプニングが起きた

そんななか知ってる顔と出会えると落ち着くもんがある


MG『あれからちゃんと連絡取ってるみたいじゃん』

『ソクミン?そりゃね』

MG『返信遅いのにって感動してた』

『なんも言い返せない〜』


MG『ヘロヘロじゃん、めっちゃ空返事』

『当たり前でしょ』

MG『忙しいしそりゃそうか、まじでビルボードカッコ良かったよ』

『そりゃどうも』


平然と話せていたものの誤魔化しきれてはいなくて、ミンギュの目線を強く感じる

やっぱ気になるよね


MG『てか、なんでお前濡れてんの』

『バレた?』

MG『汗でもないだろ、それ…』


そう、私はお手洗いに行ってイマドキあるのかよと冷めた感覚になったイタズラに巻き込まれてしまった

個室の上から水をかけられた。ただ、それだけ。

薬品じゃなくて良かったと呆然としつつ外に出れば後からやって来たソユンさんが慌ててハンカチを手渡してくれたうえにマネージャーのもとへ走っていった

スマホは少し濡れてたけどありがたくハンカチを使わせてもらって無事に生存確認は出来た

そうやって出入り口前に突っ立ってたらアンタが来た
…なんて、外でベラベラと話せるわけもなく。


『忙しいの、分かるんだけどね。スタッフさんが入れ替わり立ち替わりで色々あんだよ』

MG『メンバーは知ってんの?』

『まだ言えてない。さっき起きたばっかりだからね』

MG『はあ!?』


典型的なイタズラ、嫌がらせ
なんでこんな幼稚なことをするんだなんてイライラもする


MG『ヤキモチとか、?』

『はあ!?あんな男どもがいいなら紹介してやんよ。だから仕事に穴開けんでくれ』

MG『あんな男ってお前な…』

_196→←_194.本国



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
623人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ring | 作成日時:2023年10月15日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。